どっちがお買い得!? [ヤリスクロス]と[フロンクス]を比較してみたら接戦すぎた件

どっちがお買い得!? [ヤリスクロス]と[フロンクス]を比較してみたら接戦すぎた件

 多くの優良車をラインナップに抱えるトヨタ。ここまでトヨタ一強だと他の全メーカーのクルマから精鋭を選び出して比較したくなる。ここではトヨタ ヤリスクロスとスズキ フロンクスのコンパクトSUV同士を比較する。

※本稿は2024年12月のものです
文:片岡英明/写真:トヨタ、スズキ、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2025年1月26日号

トヨタ ヤリスクロス(190万7000~315万6000円)。1.5L・NAエンジン、1.5Lハイブリッドを搭載し、4WDも用意。スポーティなGRスポーツ(FF車)もラインナップされる
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トヨタ ヤリスクロス vs スズキ フロンクス

トヨタ ヤリスクロス(190万7000~315万6000円)。1.5L・NAエンジン、1.5Lハイブリッドを搭載し、4WDも用意。スポーティなGRスポーツ(FF車)もラインナップされる
トヨタ ヤリスクロス(190万7000~315万6000円)。1.5L・NAエンジン、1.5Lハイブリッドを搭載し、4WDも用意。スポーティなGRスポーツ(FF車)もラインナップされる

 コンパクトSUVの代表といえるのがヤリスクロスだ。登場から5年目に突入したが、今も安定して売れている。

 ヤリスクロスはガソリン車とハイブリッド車を揃え、モーターを加えたHV車はトルクが豊かで、気持ちよく加速するし、燃費も良好だ。スポーティな味わいで、軽やかな身のこなしも特徴のひとつ。

スズキ フロンクス(254万1000~273万9000円)。1.5L直4エンジン搭載。FFが101ps、4WDが91ps発生
スズキ フロンクス(254万1000~273万9000円)。1.5L直4エンジン搭載。FFが101ps、4WDが91ps発生

 マイルドHVのフロンクスは扱いやすいエンジン特性だが、ヤリスクロスのようなパンチはない。ハンドリングも穏やかで、破綻のないように上手にまとめている。キャビンは後席でも実用に充分な広さだ。

 新鮮味と買い得感が光るのはフロンクスである。だが、ヤリスクロスは今なお総合点が高い。後席の居住性は今一歩だが、多くの項目において平均点以上の出来栄えを見せている。

●結果:トヨタ ヤリスクロスの勝ち!

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各々の主要諸元

●ヤリスクロスの主要諸元
・ボディサイズ:全長4180×全幅1765×全高1590mm
・車重:1170kg
・最小回転半径:5.3m
・パワーユニット:1.5L、直3(91ps/12.2kgm)+モーター(80ps/14.4kgm)
・WLTCモード:30.2km/L
・価格:239万4000円

●スズキ フロンクス(プロトタイプ)の主要諸元
・全長×全幅×全高:3995×1765×1550mm
・ホイールベース:2520mm
・車両重量:1035kg
・エンジン形式:1.5L、直4DOHC+モーター
・最高出力:103ps/6000rpm
・最大トルク:13.9kgm/4400rpm
・トランスミッション:6AT
・最小回転半径:4.8m
※諸元はバーレーン仕様

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