チョーカッコいいと評判の三菱エクスフォースが、RVRとして日本上陸することに期待が集まっている。一部報道では導入は2027年、しかも生産は日本で行い、独自のハイブリッドまで搭載するというのだ。その可能性を掘り下げてみた!
文:ベストカーWeb編集部/写真:三菱自動車
三菱のコンパクトSUVが復活する!
2024年春にRVRが生産を終え、全長4.5mを切るコンパクトSUVを失った三菱自動車。実はそのRVRは、欧州でASXというネーミングで販売されてきた。
2023年、そのASXがモデルチェンジして、アライアンス先であるルノー キャプチャーのOEMモデルとなったため、「こいつが次期RVRになるのでは?」という噂が流れた。
ところがそれと同時に、三菱はインドネシアで魅力的なモデルを発売していた。それが2023年8月に登場したエクスフォースだ。
全長4.39mという手頃なサイズと、トライトンにも通じる新しいダイナミックシールド顔。三菱のやる気を感じさせるその出来栄えに、「RVRにするなら断然こっち!」という声が巻き起こったのはいうまでもない。
【画像ギャラリー】詳しいスペック表もあり! RVRになるはずのエクスフォースをガン見して!(12枚)画像ギャラリーすでに三菱にはプラグインじゃないハイブリッドがある!
かねてからベストカーWebは、「エクスフォースは日本への導入も検討中」と報じてきたが、最近それが2027年になるという報道がなされている。しかも独自のハイブリッドを積み、インドネシアではなく、水島工場で生産するというのだ。
三菱自動車広報部に確認したところ、「今のところ申し上げる情報はない」との回答だったが、期待に胸を膨らませられる材料はある。
三菱といえばPHEV(プラグインハイブリッド)一本槍と思いがちだが、実は同社は2024年2月、非プラグインのハイブリッドを発売しているのだ。タイでデビューしたエクスパンダーとエクスパンダークロスに積まれるHEVモデルがそれだ。
このハイブリッド、1.6LのMIVECエンジン(95ps/134Nm)に85kW(116ps)/255Nmのモーターを組み合わせ、前席床下に専用バッテリーを備える。パワーユニットなどの構造がアウトランダーと似ているから、三菱が熟成させてきたPHEVをベースに開発したものと思われる。
エクスパンダー&エクスパンダークロスのハイブリッドだが、駆動方式はFFながら7つのドライブモードとAYCシステムまで備える点もうれしい。こいつをそっくりエクスフォースへ搭載しても、役不足などと言われることはないだろう。
水島工場での生産だが、もともと同工場はRVRを作ってきた現場だけに、エクスフォース生産は実に腑に落ちる。これは編集部の予想だが、ひょっとしたらエクスフォース、いや次期RVRは、日本仕様だけ電気モーターを積む4WD仕様を搭載してくるかもしれない。
とにかく、三菱の今後ががぜん楽しみになってきた。人気のヤリスクロスやヴェゼルを追撃することも可能だろう。クルマの買い換えを予定している人は、ぜひ次期RVRを候補に加えてほしい!
【画像ギャラリー】詳しいスペック表もあり! RVRになるはずのエクスフォースをガン見して!(12枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方日本で発売すれば売れる外観
でも日本で売るには排ガス規制、安全性能規制など壁が高いらしい
アジアの方では三菱は売れてるのでそちらに力を入れてるみたい
私はエクリプスクロスPHEVで5台目の三菱の新車乗りです
他のメーカーには興味がない