2023年11月に登場したマツダ MX-30 R-EV。このまま消えてしまうのかと誰もが危惧したロータリーエンジンを、発電用として使うという大英断を見せてくれた。思い切った決断に拍手を贈りたいところだが……チョットだけ言わせて!?
※本稿は2024年12月のものです
文:岡本幸一郎/写真:マツダ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2025年1月26日号
岡本幸一郎が「MX-30 R-EV」に言いたい!
ロータリーばかりに目が向きがちだけど、実は走りの仕上がりがなかなかのもので、乗り心地がよく駆動力の味付けがとても丁寧で乗りやすいことに感心した。
音については賛否両論は当たり前で、ちゃんと理解のある人が買えばよろし。
●でもヒトコト言いたい!
……ではあるんだけど、あまりに売る気がないように思えてならないのが残念だ。せっかく作ったんだから構造の近いCX-30にも積んだほうがよくない?
■MX-30 R-EV(FF)主要諸元
・全長×全幅×全高:4395×1795×1595mm
・ホイールベース:2655mm
・車両重量:1780kg
・最小回転半径:5.3m
・総排気量:0.831L×1
・エンジン:水冷1ローター+モーター
・エンジン最高出力/最大トルク:72ps/11.4kgm
・モーター最高出力/最大トルク:170ps/26.5kgm
・ハイブリッド燃費(WLTCモード):15.4km/L
・充電電力使用時走行距離:107km






















コメント
コメントの使い方クーペと同じで「アイコン的に存在するだけで価値がある」と思います
R-EVの実燃費はリッター10キロ前後です。日常使いだけ抜き出したら更に落ちます。
音も独特で大きく、それが加速とか高揚感にリンクしないため好みが分かれます。
下手に宣伝して、それらを多くが知ることになったら今後本格的に売るときの足枷になりそうなので、走る実験室でいい