ドラマや映画に登場する携帯電話の機種で、放映・上映された年代を感じることがあるが、携帯電話が一般にも普及し始めたのが1994年。それ以前となると、バッグのように持ち運ぶショルダーホン、さらに自動車電話を使っていたのだ!!
※本稿は2025年1月のものです
文:松村 透/写真:日産、AdobeStock ほか(トップ画像=hakase420@AdobeStock)
初出:『ベストカー』2025年2月10日号
バブルなカーライフ:自動車電話&携帯片手に運転
携帯電話や自動車電話が一部のお金持ちでなければ所持できないほど高額な時代(バブル期はレンタルのみ)。持っているだけで羽振りのよさがわかるほどのステータスシンボルだった。
なので、クルマを運転中にもわざわざ話しているフリ(通話料も超高かった)をして周囲に「持ってるぞ」アピール。外車オーナーが国産車に走りのバトルを挑まれた時の「金持ち喧嘩せず」アピールにも有効だった。
●今振り返りひと言
当時は罰則がなく、トレンディドラマでも運転中に携帯電話で話すシーンが放送されていたほど(笑)。また1994年から携帯電話の所有が可能となり爆発的に普及。電波がつながらないことも多かった。ちなみに「ながら運転」が違犯となったのは1999年11月のこと。
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