日産第3世代e-POWER、燃費20%向上・コスト20%削減!ライバル超えは現実か?

「飛び道具」投入はまだ先? それでも地道な進化に期待!!

 世間から期待されているのは、e-POWER用の高速走行用2速ギアや、ホンダe:HEVのような直結モードの採用といった、インパクトのある「飛び道具」(新技術)だろう。しかし、現時点の日産には、多額の投資を必要とする大規模な技術開発は容易ではない。収益が安定するまでは、地道な改良を重ねた新型車をコツコツと投入し、確実に商品力を高めていくのが最善の戦略といえる。

 ただ、裏では、しっかりと新技術の研究開発を進めておき、落ち込んでしまった中国市場、より盛り上げたい米国市場、足元の日本市場、いずれかの市場が盛り上がった段階で、満を持して「飛び道具」が投入される、くらいのサプライズは期待したいところだ。

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