■東京都知事選の焦点
(猪瀬前知事の突然の辞任で急遽行われた2014年2月の都知事選について、東京オリンピックや原子力発電のことばかりで、実際に住む都民のことが抜け落ちている気がする、家族にぜんそく持ちがいるので、大気汚染対策をしっかりやってもらいたいのですが……という読者の方の声に)
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東京都の知事は誰がなるのでしょう?
この号が発売される頃には、決まっていますね。誰になるにせよ、私も東京の空気をもう一段クリーンにしてほしいと思います。大都会であってもいつまでも青い空に富士山が見え、あかね色の雲に夕日が落ちていく、そんな街であってほしいと思います。
首都はどの国も多くの人とクルマが集中し、大気汚染を引き起こしてきました。また、災害やテロ対策もあって、一時期真剣に首都機能の移転が論議されたこともあります。
オリンピック、福祉、原発問題、交通問題など今回の都知事選挙の争点は数多いのですが、次の世代に東京を立派なかたちで引き継ぐという決意のある人物に都知事にはなってほしいと思います。
■スバル車を乗り継いだ

(高峰秀子さんを起用したラビットスクーターの記憶がいまだに残っているという、スバル車(R2、レックス、レオーネ、レガシィ、インプレッサ、アウトバック)を乗り継いだ読者の方からの、丁寧なものつくりをしてあることがスバル車を選んできた理由です、富士重工は慢心することなく信頼性を第一にクルマを作っていって欲しいと思う、という声に)
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スバルは絶好調ですね。ラビットは私もよく覚えてますよ。試作車が爆撃機「銀河」の尾輪を付けたものだったというエピソードが残っていますね。
R2はグッドスタイルなクルマでしたが、当時はエンジンが少々難しかったようです。
軽自動車に乗せる小さなエンジンは空冷2ストロークのコンパクトな2気筒エンジンでした。当時はうるさかったですが、それでも30psあったのですからたいしたものです。
レオーネ、レガシィ、どれもいいクルマでした。スバルのいいところは良心的なところです。私も日本車のなかでは、スバルを信用しています。新車から毎年改良し、いいクルマに仕上げて行くところも評価しています。
■カムリから乗り替えたい
(9年乗ったカムリからの乗り換えを考えているというご年配の読者の方からの、「年寄りが運転しやすいクルマの指南をお願いしたい」という声に)
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200万円+αという予算があれば充分でしょう。日本車なら4気筒の1.6から2Lクラスのクルマの大半はこのなかに入ります。
オーソドックスなセダンを、というならメーカーはトヨタ、日産、スバルあたりでしょうか? ホンダはこのクラスのセダンをサボっているので、マツダという手が考えられます。
セダンはハイブリッドにするかどうかで選択が分かれます。ハイブリッドは価格が高くなり、予算オーバーですが、そのぶん高く売ることができるかもしれません。
予算オーバーついでにお話しするならば、トヨタ86とスバルBRZはお薦めです。●●●さんがスポーツカー好きだったならば、きっと気に入るはずです。スポーツカーに乗ったからといって、速く走る必要はありません。また、マニュアルトランスミッションにこだわらなくてもいいと思います。
年を重ねてスポーツカーに再び乗ることは、いいチョイスだと思います。またお便りください。
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