2025年1月に開催された東京オートサロン。ここで、スバルが往年の「Sシリーズ」の最新作となるS210を公開。世のクルマ好きたちが倒れんばかりに驚いた。気を落ち着けるためにも、ここでは歴代「S」「R」モデルを振り返ってご覧いただこう。
※本稿は2025年1月のものです
文:永田恵一/写真:スバル、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2025年2月26日号
東京オートサロンでスバルがサプライズ発表!
STIコンプリートカーの最新モデル、S210が遂に登場した。比較的ライトな内容のtSや#シリーズに比べ、エンジン内部などにも本格的に手を加えた「S」と「R」はファン垂涎の存在だ。新車は即完売、中古車もプレミア価格で推移中の歴代S/Rモデルをここで振り返る!!
【画像ギャラリー】ひさしぶりのSTIコンプリート!! 歴代S/Rシリーズを眺めながら首を長くして待て!!(31枚)画像ギャラリーすべての始まり! 究極のロードカー:S201(2000年)
初代インプレッサをベースにしたSシリーズ第一弾。300psのエンジンに加え、各部も入念に強化された。エアロパーツは効果絶大ながら、派手なデザインからは時代を感じる。
スパルタンなテイストが持ち味:S202(2002年)
2代目インプレッサベースのコンプリートカー第一弾。競技向けのスペックCをベースとし、スパルタンなキャラクターが持ち味だった。
性能・質感ともに世界レベルを追求:S203(2004年)
2代目インプレッサとしては二弾目のSシリーズだが、こちらは標準のWRX STIがベース。公道重視のタイヤを採用するなど、大人でも毎日乗れる仕上がりが記憶に残る。
【画像ギャラリー】ひさしぶりのSTIコンプリート!! 歴代S/Rシリーズを眺めながら首を長くして待て!!(31枚)画像ギャラリーラリーカーのようなサウンドが印象的:S204(2005年)
S203の正常進化版といった存在で、楽しめるシーンがさらに拡大した。S203同様、ラリーカーのようなサウンドが忘れられない。
最良のロードゴーイングカーとしてこだわりの“R”:R205(2010年)
3代目インプレッサがベースで、シリーズ唯一のハッチバックモデル。RはRoadの頭文字で、ニュル24時間レースで培った「しなやかで強靭な走り」を具現化した。
カーボン製ルーフ採用モデルも!:S206(2011年)
ニュル24時間を走ったセダンWRX STIをイメージ。300台限定のうちの100台、NBRパッケージのルーフはカーボン製!
“運転が上手くなる”コンプリートカー:S207(2015年)
VAB型WRX STIベースとしては初となるコンプリートカー。日本車初となるビルシュタイン「ダンプトロニックII」ダンパーの採用などが話題になった。
【画像ギャラリー】ひさしぶりのSTIコンプリート!! 歴代S/Rシリーズを眺めながら首を長くして待て!!(31枚)画像ギャラリーS207の正常進化版:S208(2017年)
S207を正常進化させたモデルで、クラッチのバランス取りやICのウォータースプレーの装着など、マニアックな改良が施された。
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