期待度大の三菱[トライトン]!! 全長5.3m超え以外の思わぬ[デメリット]は車検!?

期待度大の三菱[トライトン]!! 全長5.3m超え以外の思わぬ[デメリット]は車検!?

 「海外生産される日本メーカーの国内販売車」を取り上げるうえで忘れてはいけないのが2024年2月登場の三菱 トライトン。日本導入以来注目の的だが、日本車としてはケタ外れに大きい。はたしてトライトンは「買い」なのか!?

※本稿は2025年2月のものです
文:渡辺陽一郎/写真:三菱、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2025年3月10日号

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三菱 トライトン(生産国:タイ 2024年2月登場)

三菱 トライトン(498万800~540万1000円 2024年累計販売台数:3637台)ボディサイズは写真のGSRで、全長5360×全幅1930×全高1815mmと日本では特大
三菱 トライトン(498万800~540万1000円 2024年累計販売台数:3637台)ボディサイズは写真のGSRで、全長5360×全幅1930×全高1815mmと日本では特大

 後席を備えたダブルキャブのトラックでタイ製を輸入している。エンジンは直列4気筒2.4Lクリーンディーゼルターボで、駆動方式は4WDのみだ。

●トライトンの「○」なところ

 2ステージターボにより実用回転域の駆動力が高い。副変速機も備わり、悪路走行時に駆動力を高められる。最低地上高も220mmでデコボコを乗り越えやすい。

●トライトンの「×」なところ

 GSRの全長は5360mm、全幅も1930mmと大きく、最小回転半径も6.2mと大回り。街なかでは運転しにくい。乗り心地は乗用車のSUVよりも硬い。

 GSRの価格は約540万円で、高機能なPHEVであるアウトランダーのMを上回る。商用車だから初回車検は2年後で、その後は毎年受ける。

●三菱 トライトン 5つ星評価
・エンジン:★★★★☆
・ハンドリング:★★★☆☆
・内装の質感&居住性:★★★☆☆
・使い勝手:★★★☆☆
●オススメ度:★★★☆☆

●三菱 トライトン(GSR)主要諸元
・全長×全幅×全高:5360×1930×1815mm
・ホイールベース:3130mm
・最低地上高:220mm
・車両重量:2140kg
・エンジン:直列4気筒DOHCディーゼルターボ、2439cc
・最高出力:204ps/3500rpm
・最大トルク:47.9kgm/1500-2750rpm
・トランスミッション:6AT
・WLTCモード燃費:11.3km/L
・Fサスペンション:ダブルウイッシュボーン
・Rサスペンション:リーフスプリング
・タイヤサイズ:265/60R18
・価格:540万1000円

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