東京オートサロン2025に出展され注目を集めたトヨタ GRヤリス Mコンセプト。トヨタ製ミッドシップとして忘れてはいけないのが、国産初の市販ミッドシップスポーツとして登場した初代トヨタ MR2だ。中古市場はどうなっているのか!?
※本稿は2025年2月のものです
文:伊達軍曹/写真:トヨタ、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2025年3月10日号
年代物のため維持費用もそれなりにかかる
国産初の市販ミドシップスポーツとして1984年登場。パワーユニットは1.5Lまたは1.6Lの直4自然吸気で、1986年6月以降の後期型では1.6Lグレードのエンジンにスーパーチャージャー付きを設定。Tバールーフも用意された。
●中古車購入ポイントは?
中古車流通台数は減少傾向だが、まだしぶとく25台ほどが全国で販売されている。最高値は総額400万円を超えるほど高騰しているが、基本的には総額240万円前後で見つけることが可能。
コツコツ直しながら乗る必要がある世代なので、このモデルの維持には愛と財力が必要だ。
●トヨタ MR2(初代)
・中古相場:約170万〜470万円
・新車時価格:144.7万~249.2万円
・年式:1984~1989年
・入手しやすさ:★☆☆☆☆
・中古車オススメ度:★★☆☆☆
●トヨタ MR2(初代)主要諸元
全長×全幅×全高=3.95m×1.67m×1.25m、駆動方式 MR、排気量 1452~1587cc
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コメント
コメントの使い方AWの修理で部品が出ずに困ったものはブレーキマスターシリンダーのリペアキット。いわゆるカップキットですが、社外も含めて欠品。結局デットストック品を手に入れましたが、この辺は再販してほしい。でもPWレギュレーターは新品が出たり。トヨタ系は再販することがあるので在庫確認はあきらめず。