ミドシップというと「スポーツモデル」を想像しがち。しかし必ずしもイコールで結ばれるものではない。ミドシップレイアウトを採用した2代目ホンダ Zと三菱 iもそんなフツーのミドシップ車。2台の中古事情を見てみよう!!
※本稿は2025年2月のものです
文:伊達軍曹/写真:ホンダ、三菱、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2025年3月10日号
ミドシップ=スポーツ……ではない!?
いわゆるスポーツモデル以外にも、ミドシップレイアウトを採用したモデルは存在した。
例えば2代目のホンダ Z(1998~2002年)は、ごく普通の軽乗用車であるにもかかわらず、なぜかミドシップ4WDというスーパーカー的(?)レイアウト。
三菱 i(2006~2014年)も、まぁ普通の軽乗用車ではあるものの、居住性と重量配分を最適化する目的でミドシップレイアウトを採用した。
そんなふたつの「ミドシップ軽乗用車」は、今も中古車として普通に流通している。
といっても2代目ホンダ Zの流通量は全国で20台程度でしかないが、三菱iの中古車は星の数ほど(?)流通しているため選び放題だ。
2代目ホンダ Zは総額40万円前後にて、三菱 iのほうは総額30万円前後で、まずまず悪くない中古車を見つけられる。
■三菱i(アイ)主要諸元
・全長×全幅×全高:3395mm×1475mm×1600mm
・ホイールベース:2550mm
・車重:960kg
・エンジン:直列3気筒DOHCターボ、659cc
・最高出力:64ps/6000rpm
・最大トルク:9.6kg-m/3000rpm
・燃費:―km/L(10・15モード)
・価格:161万7000円(2006年式G 4WD)
コメント
コメントの使い方リアエンジンって、排熱とか整備性の悪さで嫌われてしまった印象。スバルサンバーだって、自動車評論家の皆様は絶賛するけど、売れなきゃ生産を継続できない。いい車が売れる車ではないし、売れる車はニーズに合致する要素が多いってことだよね。
RRの車は昔からたくさんありますね。3代目からのスズキフロンテとかすばる360。それにもっと古い車種で言えば、マツダキャロルにR360。そうそう普通車では日野コンテッサ900,1300