大ヒットを続けるスズキ ハスラーが「ゲームチェンジャー」になる!!? ハイトワゴン系&スーパーハイト系以外の軽自動車ランキング2014【ベストカーアーカイブス】

■渡辺陽一郎氏に聞いてみた

2位 ジムニー……現行型デビューの1998年から今なお現役の本格派軽クロカン4WD。伝統のラダーフレームを採用
2位 ジムニー……現行型デビューの1998年から今なお現役の本格派軽クロカン4WD。伝統のラダーフレームを採用

【編集部からのクエスチョン】最古参モデルのジムニーが2位になった理由は?

*     *     *

 ジムニーの評価は非常に悩む。軽自動車である以前に、生粋の国産オフロードSUV。頑丈なラダーフレームと悪路対応の足まわりを備え、副変速機を備えた4WDと相まって走破力は抜群に高い。特に日本の狭く曲がりくねったデコボコの激しい林道はジムニーの大得意なコース。

 その代わり後席は補助席で荷室は狭い。舗装路では前後方向の揺れが気になり、悪路以外では走行安定性もよくない。4WDは旋回時に前後輪の回転差を調節できないパートタイム式だから、舗装路は2WDで走る。

 つまり舗装路での走りと快適性、日常的な使い勝手を犠牲にして、40年以上も走破力を磨き続けてきたのがジムニー。だから感情的には1位、実用重視で選べば最下位という選択に悩む。

 今回は高機能なワゴンRをベースに内外装を魅力的に仕上げ、SUVに仕立てたハスラーが登場して1位としたが、やはりジムニーを1位にすればよかったかな?

1位 ハスラー……現行ワゴンRのプラットフォームを使い、クロスオーバーSUVに仕立てたトールワゴンタイプの軽。遊び心あふれるエクステリアなどの魅力で大人気!
1位 ハスラー……現行ワゴンRのプラットフォームを使い、クロスオーバーSUVに仕立てたトールワゴンタイプの軽。遊び心あふれるエクステリアなどの魅力で大人気!

(写真、内容はすべて『ベストカー』本誌掲載時のものですが、必要に応じて注釈等を加えている場合があります)

PR:かんたん5分! 自動車保険を今すぐ見積もり ≫

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

JMS2025に出なかった大物たちの行方は?最新の注目車対決10番勝負『ベストカー12.26号発売!』

JMS2025に出なかった大物たちの行方は?最新の注目車対決10番勝負『ベストカー12.26号発売!』

ベストカー12.26号 価格590円 (税込み)  あの「ジャパンモビリティショー2025…