計61個のLED搭載のヘッドライトが凄すぎだろ!! 日常ドライブのほとんどで物理ブレーキを使用せず!? 日本上陸した「Q6 e-tron」の実力は

計61個のLED搭載のヘッドライトが凄すぎだろ!! 日常ドライブのほとんどで物理ブレーキを使用せず!? 日本上陸した「Q6 e-tron」の実力は

 2025年3月、アウディは新型Q6 e-tronの日本モデルを発表した。ポルシェと共同開発したBEV用プラットフォーム「PPE」を初採用したSUVタイプのプレミアムBEVだ。ニューデザインの内に先進のテクノロジーを秘めたQ6 e-tronが上陸!!

※本稿は2025年4月のものです
文:西川昇吾/写真:西川昇吾、アウディ ほか
初出:『ベストカー』2025年5月10日号

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新しくなったハイパフォーマンスBEV

計61個のLEDセグメントからなるマトリクスLEDヘッドライトが特徴的。適度に丸みのあるフォルムながら、随所にエッジを効かせたデザインがマッチする
計61個のLEDセグメントからなるマトリクスLEDヘッドライトが特徴的。適度に丸みのあるフォルムながら、随所にエッジを効かせたデザインがマッチする

 アウディは新型となるBEVのSUVモデル、Q6 e-tronを発表した。

 このモデル最大の特徴は、ハイパフォーマンスBEV向けのプラットフォームであるPPEを採用した初のモデルということだ。このプラットフォームはポルシェと共同開発したものだ。

 パワーユニットも先進的なものとなっている。新開発のリチウムイオンバッテリーを採用し、総電力量は94.9kWhを誇る。航続距離はSQ6で672kmだ。

 また、優れたバッテリー温度管理システムを採用し、効率的な充電が可能なのもポイント。欧州では270kWの最大充電出力に対応している。

 日本国内では、CHAdeMO方式の国内最大出力の150kW充電器を利用した場合、最大135kW急速充電が可能で、約35分で10%から80%にまで充電することができる。

 回生システムも、日常の制動プロセスの95%を回生ブレーキによって行うそうだが、自然なブレーキフィーリングにもこだわっているとのことだ。

 アウディらしく先進的な印象の内外装も特徴的。ヘッドライトは、61個のLEDセグメントで、8つの灯火パターンが選択可能。テールも同じく8パターンだが、従来の約10倍のセグメント数を持つOLEDライトと専用開発のアルゴリズムによって、万華鏡のように変化するテールライト点灯が可能となっている。

 メカニズムも内外装も先進的なイメージを全面に持つQ6。時代の先端を行くBEVモデルの登場だ。

●アウディ Q6 e-tron quattro 主要諸元
・全長×全幅×全高:4770×1940×1695mm
・ホイールベース:2895mm
・車両重量:2410kg
・システム最高出力:387.5ps
・最大トルク:F=28.0kgm R=59.1kgm
・バッテリー総容量:100kWh
・一充電航続距離:644km

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