日本で乗れない日産車たちがズラリ 「ニッサン360」オモシロ楽しい13車種レビュー【ベストカーアーカイブス2013】

でかっ!! オモシロ!!! 楽しい意外な日産車に乗った!

●ノート ディーゼル

 日本で売れまくっているノートだが、欧州モデルに1.5Lディーゼルあり。ルノー日産アライアンスのディーゼルで88‌psとスペックこそさほどではないが、走りは不足なし。5000回転あたりまで元気に回る。日本導入も期待するぞ。

ノート ディーゼル…DATA:全長×全幅×全高=4100×1695×1530mm エンジン=直4・1.5L・88ps
ノート ディーゼル…DATA:全長×全幅×全高=4100×1695×1530mm エンジン=直4・1.5L・88ps

●NV3500パッセンジャー

 4列シート、V8、5.6Lフル装備、快適さバツグンのフルサイズパッセンジャーだ。大陸の北米では必要なんだな。トラックベースのシャシーも走ってみれば乗り心地いいし、パワーはモリモリだし、ハンドリングも軽快。それにしてもでかー。

NV3500パッセンジャー…DATA:全長×全幅×全高=6111×2030×2133mm エンジン=V8・5.6L・317ps
NV3500パッセンジャー…DATA:全長×全幅×全高=6111×2030×2133mm エンジン=V8・5.6L・317ps

●パトロール

 日本名サファリだが、いまではパトロールとして海外で売られており、新開発の5.6L、V8、オールロード4×4、前後ダブルウィッシュボーンサスなど、日産のフラッグシップSUVに値する。強力かつ洗練された走りは楽しかったゾ

パトロール…DATA:全長×全幅×全高=5140×1940×1995mm エンジン=V8・5.6L・400ps
パトロール…DATA:全長×全幅×全高=5140×1940×1995mm エンジン=V8・5.6L・400ps

※まだまだ続く試乗は画像ギャラリーにて!

2020年市販化目指す自動運転のテストも目撃

テスト車はリーフを使う
テスト車はリーフを使う

 日産は2020年までに自動運転による複数の車種を市販すると発表しているが、今回、実際にそのテストを見てみた。

「AUTONOMOUS DRIVE」と呼ばれる自律走行技術を活用し、電波や音波、レーザースキャナーやカメラなどで認識し、追い越しや緊急回避など、すべて自動で行なうものだ。

パーキングでは勝手に駐車スペースを探し、迎えにもくる
パーキングでは勝手に駐車スペースを探し、迎えにもくる

 駐車場を想定したテストではドライバーがクルマを降り、スマホのような端末を操作すると、空車スペースを自動的にみつけ、駐車。呼び出しも同様に自動で行なえ指定の場所に迎えにくる。

 こんな未来がすぐそこまできている。

(写真、内容はすべて『ベストカー』本誌掲載時のものですが、必要に応じて注釈等を加えている場合があります)

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