自動車業界は「100年に一度」と言われる大変革のさなか。そして変革の波はクルマを制御する基本ソフトにも及んでいる。ソフトのアップデートを通信経由で行うことにより、未来のクルマはモデルチェンジがほぼ不要になる!?
※本稿は2025年4月のものです
文:清水草一/写真:テスラ、ホンダ
初出:『ベストカー』2025年5月26日号
「SDV」がクルマのモデルチェンジをほぼ不要にする!?
SDVとは「ソフトウェア・ディファインド・ヴィークル」のこと。クルマをコントロールする基本ソフトを、ウィンドウズのように遠隔操作でアップデートできる技術だ。究極的には、クルマのモデルチェンジは必要なくなってしまう!
そして未来。20X4年を最後に、ニューモデルは出なくなった。もうクルマのことをあれこれ考える者もいない。ガーン。
●実現可能性
いくらソフトの更新で機能を追加できても、ハード(車体)の更新はゼロにはできないはず。ニューモデル登場による消費喚起効果も、完全に消えることはないはずだ。
ただ、モデルチェンジの頻度はかなり低下するだろう。うお~ん。

















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