レクサスってこんな種類あったの!? 最も売れた「NX」が魅力満点!! レクサスSUVとミニバンの「買いのポイント」大公開

レクサスSUVの頂点に君臨する最上級車:レクサス LX

レクサス LX(2022年1月登場・1450万〜2100万円)全長5100×全幅1990×全高1885mm、3.5LV6(415ps)、WLTCモード燃費8.1km/L(600)
レクサス LX(2022年1月登場・1450万〜2100万円)全長5100×全幅1990×全高1885mm、3.5LV6(415ps)、WLTCモード燃費8.1km/L(600)

 ランクル300と基本的なメカニズムを共通とする悪路向けのSUV。走破力が優れ、水深70cmの冠水路も走行できる。内装は上質で、エグゼクティブの後席は、中央に大きなセンターコンソールを装着する。

 後席の左側にはオットマンも備わり、LSやLMのように、オーナーが後席に座る用途にも適する。レクサスの最上級SUVだ。

●おすすめグレード……600(5人乗り)

 ハイブリッドの燃費向上率は16%に留まるため、ノーマルエンジンの600が買い得だ。

多彩なバリエーションを誇る人気モデル:レクサス NX

レクサス NX(2021年10月登場・485万〜772万5000円)全長4660×全幅1865×全高1660mm、2.5L直4(190ps)+M(182ps)、WLTCモード燃費20.9km/L(350h)
レクサス NX(2021年10月登場・485万〜772万5000円)全長4660×全幅1865×全高1660mm、2.5L直4(190ps)+M(182ps)、WLTCモード燃費20.9km/L(350h)

 2024年に国内で最も多く売られたレクサス車がNXだ。プラットフォームの基本部分は、ホイールベースの数値を含めて空間効率の優れたハリアーと共通だから、NXも車内が広い。

 前席に加えて後席の頭上と足元の空間にも余裕があり、荷室容量も充分に確保した。その一方で全長は4660mmだから、街なかの運転感覚にも不満はない。

 パワーユニットは多彩で、充電の可能な直列4気筒2.5Lプラグインハイブリッド、動力性能に余裕のある2.4Lターボなども選べる。

 安価な2.5Lガソリン車なら、485万円のベーシック仕様も用意され(※6月に生産終了予定)、幅広いニーズに対応して人気を高めた。

●おすすめグレード……350h

 ハイブリッドの350hは、走りが滑らかでノイズも小さく、機能のわりに安価で低燃費だ。

モーターのよさを活かすEV専用モデル:レクサス RZ

レクサス RZ(2023年3月登場・820万〜880万円)全長4805×全幅1895×全高1635mm、フロントM(203.9ps)+リアM(109ps)、航続距離494km(450e)
レクサス RZ(2023年3月登場・820万〜880万円)全長4805×全幅1895×全高1635mm、フロントM(203.9ps)+リアM(109ps)、航続距離494km(450e)

 エンジンを搭載しない純粋な電気自動車で、ホイールベースはRXと等しい。レクサスの上級SUVになる。全長は4805mmと大きく、後席の足元空間や荷室も広く、電気自動車でも実用性が優れている。

 1回の充電で走行できる距離は、WLTCモードで2WDの300eが599km、4WDの450eは494kmだ。4WDは走行できる距離が短い半面、4輪の緻密な駆動力制御が行われて走りが向上する。

 2WDを含めて、モーター駆動だからアクセル操作に対する反応が機敏で、Lサイズのボディにより直進安定性も高い。電気自動車の特長を活かして走りも上質だ。

●おすすめグレード……450e

 価格は60万円高まるが、4WDの450eを選ぶ。約10万円の20インチタイヤも加わる。

2Lハイブリッド搭載の都市型SUV:レクサス UX

レクサス UX(2018年11月登場・455万9000〜571万7000円)全長4495×全幅1840×全高1540mm、2L直4(152ps)+M(113ps)、WLTCモード燃費26.3km/L(バージョンC)
レクサス UX(2018年11月登場・455万9000〜571万7000円)全長4495×全幅1840×全高1540mm、2L直4(152ps)+M(113ps)、WLTCモード燃費26.3km/L(バージョンC)

 全長を4.5m以下に抑えたコンパクトSUVで、全幅は1840mmとワイドだが、最小回転半径は5.2mに収まる。全高も1540mmだから立体駐車場を利用しやすい。都市部に住むユーザーに適したプレミアムSUVだ。

 内装は上質で、インパネの中央をドライバー側に傾けるなど、車両との一体感も得やすい。

 パワーユニットは、直列4気筒2Lハイブリッドを搭載する。実用回転域の駆動力に余裕があり、WLTCモード燃費は、2WDの売れ筋グレードが26.3km/Lと良好だ。

 改良を受けてカーブを曲がる時の後輪の接地性と乗り心地を改善、商品力を高めた。

●おすすめグレード……バージョンC

 前席の電動調節機能などの装備を充実させて、価格を500万円未満に抑えている。

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