レクサスってこんな種類あったの!? 最も売れた「NX」が魅力満点!! レクサスSUVとミニバンの「買いのポイント」大公開

レクサスってこんな種類あったの!? 最も売れた「NX」が魅力満点!! レクサスSUVとミニバンの「買いのポイント」大公開

 2005年8月、日本上陸を果たしたレクサス。2025年は上陸から20年の節目の年となる。そこでここでは、レクサスの全SUVモデル&ミニバンを一気にご紹介する。人気カテゴリのSUVだけあって、粒揃いのラインナップが用意されている!!

※本稿は2025年4月のものです
文:渡辺陽一郎/写真:レクサス、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2025年5月26日号
※諸元データのMはモーターです

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レクサス最小クラスを担うSUV:レクサス LBX

レクサス LBX(2023年11月登場・420万〜550万円)全長4190×全幅1825×全高1545mm、1.5L直3(91ps)+M(94ps)、WLTCモード燃費27.7km/L(エレガント)
レクサス LBX(2023年11月登場・420万〜550万円)全長4190×全幅1825×全高1545mm、1.5L直3(91ps)+M(94ps)、WLTCモード燃費27.7km/L(エレガント)

 LBXはレクサスのなかではボディが最も小さく、全長は4190mm。最小回転半径も5.2mだから、混雑した街なかでも運転しやすい。

 外観はSUV風で室内高にも余裕があるが、全高は1545mmだから立体駐車場も利用しやすい。後席は広くないが、大人の4名乗車は充分可能だ。

 エンジンは直列3気筒1.5Lを使ったハイブリッドで、3気筒特有の粗いノイズが時々聞こえるが、耳障りには感じない。

 内装の作りも上質だから「小さな高級車」の雰囲気を感じさせ、販売店では「レクサスのLSやRXのお客様がセカンドカーとして買うことも多い」という。

●おすすめグレード……エレガント

 安全装備は上級グレードと同じ内容で、価格はレクサスで最も安い420万円に抑えた。

GRヤリス譲りのパワーとフットワーク:レクサス LBX MORIZO RR

レクサス LBX MORIZO RR(2024年8月登場・650万〜720万円)全長4190×全幅1840×全高1535mm、1.6L直3(304ps)、WLTCモード燃費10.7km/L
レクサス LBX MORIZO RR(2024年8月登場・650万〜720万円)全長4190×全幅1840×全高1535mm、1.6L直3(304ps)、WLTCモード燃費10.7km/L

 コンパクトSUVのLBXをベースに開発されたスポーツモデルで、直列3気筒1.6Lターボエンジンと4WDを搭載する。

 動力性能は実用回転域の駆動力が高く、4Lエンジンに相当するから力強い。カーブを曲がる時は、後輪を確実に接地させたうえで、進行方向がステアリング操作に対して正確に変わる。上質な走りを楽しめる。

レクサスを代表する大型高級SUV:レクサス RX

レクサス RX(2022年11月登場・668万〜903万円)全長4890×全幅1920×全高1700mm、2.5L190(ps)+M(182ps)、WLTCモード燃費20.3km/L(350hバージョンL)
レクサス RX(2022年11月登場・668万〜903万円)全長4890×全幅1920×全高1700mm、2.5L190(ps)+M(182ps)、WLTCモード燃費20.3km/L(350hバージョンL)

 RXは前輪駆動ベースであるレクサスのSUVで、ボディが最も大きい。全長は4890mm、全幅は1920mmに達する。

 車内も広く、前席に加えて後席のシートヒーターも大半のグレードに標準装着した。荷室長は1043mm、荷室最大幅は1410mmとワイドで積載性も良好だ。

 パワーユニットは直列4気筒2・4Lターボ、ターボハイブリッド、2・5Lハイブリッド、プラグインハイブリッドと豊富だ。

 ターボハイブリッドのシステム最高出力は371psで、滑らかに力強く加速する。ワイドなボディで直進安定性に優れ、4名で長距離を移動する用途に適する。

●おすすめグレード……350hバージョンL

 上質なRXには、静かで滑らかな走りと低燃費を特徴とした2.5Lハイブリッドがふさわしい。

V6・3.5Lツインターボの本格クロカン:レクサス GX

レクサス GX(2025年4月登場・1195万〜1270万円)全長4970×全幅1980×全高1920mm、3.5LV6(353ps)、WLTCモード燃費8.1km/L(オーバートレイル)
レクサス GX(2025年4月登場・1195万〜1270万円)全長4970×全幅1980×全高1920mm、3.5LV6(353ps)、WLTCモード燃費8.1km/L(オーバートレイル)

 レクサスの悪路向けSUVで、ランドクルーザー250と共通点が多い。後輪駆動をベースにしたフルタイム4WDを搭載して、悪路で駆動力を高める副変速機も備わる。最低地上高が215mmだから、悪路のデコボコも乗り越えやすい。

 パワーユニットはV型6気筒3.5Lツインターボで、ランドクルーザー250に比べると動力性能を大幅に高めた。

 オーバートレイルは悪路向けの装備を充実させ、スタビライザーを電子制御するE-KDSS、後輪のデフロックなども採用する。悪路の走破力を追求して、なおかつ内外装の上質なプレミアムSUVに仕上げた。

●おすすめグレード……オーバートレイル

 GXなら悪路走破力を高めたオーバートレイルだ。価格はバージョンLよりも75万円安い。

次ページは : レクサスSUVの頂点に君臨する最上級車:レクサス LX

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