N-VANe:に太陽光パネルを積んだ「だん吉リスペクト号」を青ヶ島で実証実験したら感動の嵐!! 太陽光エネルギーだけで生活できちゃうとか神すぎだろぉ!!

N-VANe:に太陽光パネルを積んだ「だん吉リスペクト号」を青ヶ島で実証実験したら感動の嵐!! 太陽光エネルギーだけで生活できちゃうとか神すぎだろぉ!!

 八丈島での移動用に電気自動車のN-VAN e:を買った国沢氏。国沢氏のN-VAN e:には天井についている太陽光パネルの発電で島の移動くらいは十分に電力が溜まるのだから驚き!! ならもっと実証実験の場所として最適な離島があるのではないかと青ヶ島を視察してきたぞ!

文・写真:国沢光宏

【画像ギャラリー】離島にN-VAN e:って最高の組み合わせでは!? 太陽光パネル付きEVを試すのに青ヶ島が最高すぎだった!(4枚)画像ギャラリー

ソーラーの発電で十分走れる!!

太陽光パネルを装着したN-VAN e:の実証実験場所に青ヶ島が最適なのではないかと現地視察してきた
太陽光パネルを装着したN-VAN e:の実証実験場所に青ヶ島が最適なのではないかと現地視察してきた

 イスラエルとイランが交戦状態になった。我が国の原油は90%以上が中東地域から輸入される。すでに原油相場も高騰し始めた。そんな状況でも達観していられるのは、だん吉リスペクト号N-VAN e:です。簡素なシステムながら、1日20km程度であればルーフに載せた太陽光パネルからのエネルギーだけで走れてしまう八丈島に持ってきてから一度も電気を買っていない。

 そんなだん吉リスペクト号の実証試験をどこでやろうか迷っている。八丈島でもいいのだけれど私は常駐出来ない。できれば2ヶ月くらい実際に使ってみたいところ。思いついたのが日本で一番人口の少ない市町村(160人)として知られる、八丈島の隣の青ヶ島である。2050年のカーボンニュートラル達成には、こういった島嶼も実現しなければならい。実証試験の場所としては好適です。

 とはいえ道路事情などについての情報ほとんど無し。それじゃ、ってんで見に行くことにした。ところが青ヶ島は渡りにくい島として知られる。八丈島から毎日ヘリコプターの便があるのだけれど、予約開始前から関係者に抑えられてしまっているらしく、キャンセル待ちしかない。週に5日は船も出ているものの、就航率50%程度。休日だらけの人じゃないと行けない。

 私の場合、3回目のチャレンジで青ヶ島にアプローチ出来た。八丈島からの船便です。八重根港の切符売り場は何とクルマ。時間になるとやってきて切符を売り始める。島好きなら、最初からワクワクしちゃう? この日は8人くらい乗船。黒潮との潮目にマグロが50匹くらい飛び跳ねていたり、カジキの背びれが見えたりする海を楽しみながら2時間40分ほどで青ヶ島の三宝港に到着!

急勾配の多い青ヶ島にはN-VAN e:がピッタリ!?

青ヶ島では多く運転する日でも15kmほど。急勾配も多いこの島では電気自動車のN-VAN e:が最適じゃないか!!
青ヶ島では多く運転する日でも15kmほど。急勾配も多いこの島では電気自動車のN-VAN e:が最適じゃないか!!

 島にタクシーなどないためレンタカーを予約しておいた。港までの配車費用込みで1日4500円。上陸するとレンタカー屋さんの女性から名前を呼ばれ(なんせ乗客8人ですからわかりやすい)、その場で手続き。とても感じの良い人で、支払いは返却時という。スマートキーながら「青ヶ島に泥棒などいないから無くさないようクルマに入れたままにしてくださいね」だって。素敵。

素掘り吹き付けのトンネル
素掘り吹き付けのトンネル

 クルマは2009年式のライフである。それなりのコンディションながら、エアコン効くし問題なし。それより港から集落に行くまでの道で自動車評論家は驚いてしまっている。狭い上、アップダウンがハンパじゃない。港を出てすぐトンネルは写真通り「素掘り吹きつけ」と呼ばれる簡素な工法を見ても解る通り、恵まれた八丈島と違い、必要最小限の生活道路といったイメージ。

 ライフで集落まで走ると、途中、1速にシフトダウンしてしまうほどの急なつづら折れの区間などある。厳しい条件の道を走りながら「N-VAN e:なら何のストレスもありませんね!」と思った。このくらいの勾配なら何のストレスもなくスイスイ走れちゃうことだろう。下り坂も回生ブレーキ使えばエネルギー回生出来る。というかN-VAN e:のための道みたい。

次ページは : 太陽光エネルギーだけで生活できてコスパ最強説

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