合図のミスが迷惑運転に!? ウインカーとハザードランプの最適解

煽り運転になるかもしれないウインカーの使い方

合図のミスが迷惑運転に!? ウインカーとハザードランプの最適解
どけどけウインカーやパッシングなどによってあおり運転と認定され、取り締まりの対象となった場合は、3年以下の懲役または50万円以下の罰金に加え、違反点数25点の行政処分で一発免停という厳しい罰則が科される

 ここ最近はほぼ見ることはなくなったものの、進行方向を示す以外のウインカーの使い方として古くから行われていたのが、いわゆる「どけどけウインカー」だ。

 この「どけどけウインカー」は、昭和の時代の高速道路ではよく見られた光景で、一番右側の追い越し車線で右ウインカーを出すことで、前を走るクルマに「道を譲ってほしい」という意思を伝えるもの。

 こうしたウインカーの使い方は品が無いだけなく法令として定められたものではないため、しつこく続けてしまうと「規定以外の行為」として取り締まりの対象となる可能性が高い。

 また、2020年に行われた法改正により「あおり運転」が厳罰化された現在では、「どけどけウインカー」がその対象と見なされる場合もありうるだろう。

 こうした威圧的な運転は、周囲に恐怖を与えるだけでなく、その行為自体が事故の原因にもなりかねない。

 万一心当たりのある場合は、いま一度基本に立ち返り、正しいウインカーやハザードの使い方で安全運転を心がけてほしいものだ。

【画像ギャラリー】ウインカーとハザードランプを正しく使えてる?(4枚)画像ギャラリー

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