BMW製だったが、A70の思想はしっかりと受け継がれていた
2019年に復活した現行A90スープラは、BMWとの共同開発により誕生したモデルであり、BMWとプラットフォームを共有し、エンジンにはBMW製のB58 直列6気筒ターボを搭載することから、一部のファンからは「これはスープラではない」との声も上がったが、直列6気筒ターボエンジン、FRレイアウト、優れた高速巡航性能と洗練された走行フィールといった点は、まさにA70が築いたスープラの本質を受け継ぐものだ。
A80を経て、A90に引き継がれたスープラのDNAは、決して途切れておらず、時代ごとに、トヨタの持てる技術と思想を象徴的な直6エンジンに込めてきた。A70が提示した「走りへの問い」を体現する存在として、A90は十分な役割をはたしたのではないだろうか。
2026年、再びスープラはその歴史に一区切りをつける。しかしこれで終わりではなく、もしかすると新たな伝説の準備期間なのかもしれない。A70のデビューからおよそ40年。スープラは今後も、時代を超えて語り継がれる、トヨタの「走りの象徴」であり続けるだろう。
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コメント
コメントの使い方セリカXXは初代も二代目も、FRの基本を守りながら他に類のない独特の素晴らしいデザインを持ちつつ4座しっかり座れる車でした。
GTクーペとしてもう完成形だったところに、70スープラではスポーツテイストまで欲張りに追加した。見た目も更に良くなった。
更に途中で280馬力搭載+バリバリにドリフトできるボディと足をおごられて、しかも圧倒的割安な車に。理想を全て詰め込んだ役満車、それが旧スープラ。
ダミーダクトはダサいし無意味
ほんと止めて欲しい