人気シリーズの最後のモデルたち
●トヨタ ソアラ
1981年にトヨタからデビューしたソアラは、パワフルなエンジンを搭載するスペシャルティカーであり、初代モデルが大ヒット車になると、以降はトヨタを代表する車種の1台として君臨した。
初代&2代目は共通のイメージでデザインされていて、2代目は正統後継モデルと呼べたが、3代目になるとデザインを一新、さらに4代目では再びコンセプトを大胆に変更した。
2001年デビューの4代目ソアラは格納式ハードトップを持つコンバーチブル車となり、アメリカではレクサス SCの名称で販売された。
そしてトヨタは日本国内でもレクサスブランドを展開することになり、ソアラもレクサス SCに一本化された。
ソアラの歴史は2005年に終了することになり、SCの販売は2010年まで継続されたものの、こちらも後継車種を残すことなく生産終了になった。
●日産 シルビア
1980年代末~1990年代初頭のバブル景気時代にはデートカーとして高い人気を得たのが日産 シルビア。
初代モデルは1965年に登場し、5代目のS13型シルビアはスタイルの美しさと時代の流れを追い風に大ヒットモデルに昇りつめた。
しかし、1993年発売の6代目ではボディを3ナンバーサイズに大型化するなど、やや方向性を見誤り、先代ほどの人気を集めることができなかった。
そこで1999年デビューの7代目S15型は5ナンバーサイズに回帰し、デザインもS13寄りに変更されたものの、スポーティクーペの人気そのものが低迷期に入っていて、8代目を生み出すことなく2002年に生産終了が決定した。
これでシルビア37年の歴史に幕が下ろされたが、現在でもシルビア復活を望む声は少なくない。
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コメント
コメントの使い方確かにかつて欲しかった、あるいは今売ってれば買いたいクルマばかりですね
なんにせよ昔は良かったとは思わないけど、現行で欲しいクルマが無いのも事実
モニターがついて、Wi-Fiでアプデできるのは便利だろうけど…