冠水してたら走っちゃダメ! どうしても走り抜ける必要がある時は…「ゆっくり」と!

前走車が走り抜けたからといって、自車が走り抜けることができるとは限らない

 冠水路を走行中にエンジンが停止してしまっても、再始動はしないようにしてください。ウォーターハンマー現象によって、エンジンが修理不能のダメージを負ってしまう可能性があります。

 冠水路は、クルマにとって予想以上に危険な存在です。「行けそう」と思っても、水底がどうなっているのかわかりませんし、前走車が走り抜けたからといって自車が走り抜けることができるとは限らず、クルマの形状や水の流れによって、想定外の事態になることもあります。

 冠水しやすい道路は、国土交通省の「道路防災情報WEBマップ」で確認することができます。普段通行する場所に冠水しやすい場所がある場合は、豪雨時には当該箇所を通らないように、万が一遭遇してしまった場合も可能な限り迂回するようにし、どうしても走らなければならない際は、できるかぎり波をたてないよう慎重に走行するようにしてください。また走行後は、自動車整備工場等で異常がないか点検整備を受けておくと安心です。

道路防災情報WEBマップ(道路に関するハザードマップ)

前走車が走り抜けたからといって、自車が走り抜けることができるとは限らない。クルマの形状や水の流れによって、想定外の事態になることも。走る際はとにかく慎重に!!(PHOTO:Adobe Stock_Hiroshi Tsuchiya)
前走車が走り抜けたからといって、自車が走り抜けることができるとは限らない。クルマの形状や水の流れによって、想定外の事態になることも。走る際はとにかく慎重に!!(PHOTO:Adobe Stock_Hiroshi Tsuchiya)
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