フルタイム4WDでガンガン行くなら?
「アウトドアに強い」という、現代社会においてはけっこうなアドバンテージを有するのがフルタイム4WD車。そんな4WD車も、100万円以内の予算でもって余裕で探せる。
●三菱 デリカD:5 注目相場:50万円~100万円
下手なSUV以上の悪路走行性能を発揮するミニバン。流通している中古車の大半が4WDで、顔つきが大きく変わった後期型はさておき、前期型は総額90万円前後でイケる。
●スバル フォレスター(先々代)注目相場:80万円~100万円
「実証。全方位SUV」をキャッチコピーとした中型SUV。最高出力280psの2.0XTや希少なMT車を含め、総額90万円前後でまずまず好条件な一台を探すことが可能。流通量豊富なので類似条件車を見比べやすいのも中古車としての美点。
●スバル レヴォーグ(初代)注目相場:70万円~100万円
日本の交通環境に適したサイズのスバル製ワゴンで、駆動方式は全車AWD。総額100万円以下で狙えるのは最高出力300psの2Lターボではなく1.6Lターボ車が中心だが、動力性能は普通に充分。
●三菱 アウトランダーPHEV(初代)注目相場:80万円~100万円
ランエボで鍛えた4WD技術とパジェロで築いたSUVノウハウを結集した、日常生活はほぼEVとして使用することもできるプラグインハイブリッドSUV。後期型はやや高いが、前期型はお手頃だ。
カテゴライズが難しい「地味なよいクルマ」にも注目したい!
特にこれといってわかりやすい特徴は備えていないものの、妙に(地味に)いいクルマというのが、世の中にはけっこう存在している。
だがそういったクルマたちは、大衆にわかりやすく刺さる要素がないために大人気モデルとはならず、中古車市場においても地味めな値付けがされている。つまり「お買い得」ということだ。
そのような「地味にいいクルマ」は何車種かあると思うが、代表的なもののひとつは先代に相当するスバルのインプレッサスポーツ(2016~2023年)だろうか。
スバルグローバルプラットフォームがもたらす走りは本当に素晴らしいが、あまりにも地味なせいか、中古車市場では今ひとつ人気薄。だがその結果、良質物件を総額90万円程度で入手可能なのだ。


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