日本のBEV価格破壊はまだ先か?
しかし、である。ここまでいろいろ見てきて「良品ではあるが、あまり廉価ではなさそう?」という疑問が残った。
このeビターラはトヨタにもOEM供給する共同開発プロジェクト。
良品廉価のスズキと量産世界一のトヨタがBEVで組むというのは、そこにBEVの価格をガッツリ引き下げるというテーマがあるはずだが、そこまで思い切った価格破壊を狙ったモデルではなさそう。そういう意味では、ぼくのはじめの予想は外れたかも。
たぶん、今回のeビターラの価格は、49kWhモデルで400万円を切ったら拍手。補助金をもらって300万円台前半あたりと予想される。
いま現在中国で起きているBEVの価格破壊が日本に波及するまでには、まだちょっと時間がかかりそうということかな?


コメント
コメントの使い方国内でこれだけライズ・ロッキーが強い現状を見ると、これもBEVとは思えない検討を長く続ける可能性あると思います。
北米や中国、日本人でも一部は、大きいことはいいことだという価値観ですが、日本は特別、
同じような性能なら小さい方が価値がある、と感じる人が多数派という国民性ですからね。