EVの弱点のひとつに、「充電時間の長さ」が挙げられる。そこで、三菱ふそうトラック・バスをはじめとする4社が、バッテリー交換式EVとバッテリー交換ステーションを用いた実証実験を行うという。交換は全自動で、交換時間はわずか5分だ!!
※本稿は2025年7月のものです
文:片岡英明、ベストカー編集部/写真:三菱
初出:『ベストカー』2025年8月10日号
バッテリー交換は全自動でわずか5分!
三菱ふそうトラック・バス、三菱、Ample、ヤマト運輸が、物流での業務実用化を目指して、約150台のバッテリー交換式EVと交換ステーションを使い、2025年9月から東京で実証実験を開始します。
●片岡氏のコメント
バッテリー交換式EVは昔からあるが、配送用のトラックや路線バスなどには便利なシステムだ。バッテリーEVの弱点は、充電に時間がかかることである。だが、バッテリー交換ステーションにおいて全自動でバッテリー交換を行う方式なら、わずか5分ほどで仕事に復帰できるのだ。
実証試験に使うのは、合わせて150台を超えるeキャンターと軽商用バンのミニキャブEVで、交換作業は14カ所のAmpleのバッテリー交換ステーションを使って行う。
集配業務における実用性や車両性能を検証することに加え、内燃機関モデルや充電式EVとのコストなども比較して検証する。温暖化対策は急務だし、ドライバーの負担軽減にもなるから基礎データを多く集めてほしいね。











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