徹底的に評価!? 3位には超意外な軽が?? 最近乗ってみて「よかった」と思った現行日本車3台

徹底的に評価!? 3位には超意外な軽が?? 最近乗ってみて「よかった」と思った現行日本車3台

 自動車評論家の皆さんは、日々多くのクルマに乗り、それらを評価している。そんな「プロの目線」から見て、よかったと思うクルマと、やや期待外れだったクルマを選んでいただいた。国沢光宏氏が最近乗った「よかったクルマ」は!?

※本稿は2025年8月のものです
文:国沢光宏/写真:トヨタ、ダイハツ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2025年9月10日号
※諸元内の「M」はモーターです

【画像ギャラリー】たくさん乗るからわかる!! 自動車評論家・国沢光宏氏が最近乗った「よかったクルマ」(16枚)画像ギャラリー

国沢光宏氏が選ぶ「よかったクルマ」3台

トヨタ アルファードPHEV(1065万円)。全長4995×全幅1880×全高1945mm、2.5L、直4(177ps/22.3kgm)+M(182ps/54ps)
トヨタ アルファードPHEV(1065万円)。全長4995×全幅1880×全高1945mm、2.5L、直4(177ps/22.3kgm)+M(182ps/54ps)

●トヨタ アルファードPHEV
●トヨタ クラウンエステートPHEV
●ダイハツ アトレーデッキバン

 一番驚いたのはアルファードのPHEV。とにかくクルマの挙動が素晴らしい!

 背高のミニバンながら重い電池を床下に搭載しているため、セダンと同じくらいの重心位置なんだと思う。

 一般的なミニバンは重心の高さをカバーするため、硬いバネと強い減衰力のダンパーを組み合わせなければならず、セダンと比べ乗り心地&ハンドリングの質感が低くなってしまう。

 アルファードのPHEVって、メルセデスのEクラスくらいの上質感を持つ。そしてキャビンは広くて快適! リアシート一等賞である。

 同じくクラウンエステートのPHEVも素晴らしかった。とにかく乗り心地がいい! 日本車もついにここまで来たのね! と嬉しくなってしまうほど。

 アルファードPHEVの次なのは、荒れた路面でボディがブルブルすること。ここさえ抑えられればメルセデスSクラスと真正面から戦える乗り心地になると思う。

 個人的に「次はコレだね!」だったのはアトレーのデッキバン。同じボディのハイゼットデッキバンよりパワフルだし乗り心地もいい。今まで広報車が存在しなかったので試乗したことがありませんでした。

●残念だったクルマ……スズキ ジムニーノマド(265万1000〜275万円)

 下馬評が高かったジムニーノマドながら、動力性能的に少し物足りなく感じた。重量シエラ比+100kgですし。

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