2025年10月29日(水)~11月9日(日)(一般公開は10月31日~)、東京ビッグサイトにて「ジャパンモビリティショー2025(JMS2025)」が開催される。「ワクワクする未来を、探しにいこう!」というキャッチフレーズのとおり、今回も私たちを魅了するコンセプトカーや新型モデルが数多く登場するに違いない。
現時点(9月初旬)は、どのメーカーからも出展予定車種についての発表はないが、一昨年のJMS2023以降に国内外のモーターショーで披露されたコンセプトカーを振り返れば、JMS2025でお披露目される可能性の高いモデルを予想することはできる。そのなかから特に注目すべき5モデルを紹介しよう。
文:吉川賢一/写真:NISSAN、MITSUBISHI、TOYOTA、HONDA、SUBARU、MAZDA、ベストカー編集部、エムスリープロダクション
【画像ギャラリー】ジャパンモビリティショー2025で新型の登場が期待されるモデルたち(37枚)画像ギャラリーもっとも期待しているのは、日産新型「エルグランド」!!
筆者がもっとも期待しているのは、15年ぶりのフルモデルチェンジとなる新型エルグランドのワールドプレミアだ。2025年4月に公開された次期エルグランドのティザー画像(2枚)からは、JMS2023で披露された「ハイパーツアラー」に近いラインが確認でき、厚みを増した存在感あるフォルムが感じられるなど、デザインはかなり期待できそう。パワートレインに関しても、1.5リッターエンジンで発電を行う第3世代「e-POWER」を搭載することが発表されており、期待が高まる。
JMS2025ではインテリアが確認できることを期待している。ハイパーツアラーでは、「和室」を意識したインテリアコンセプトが採用されていたが、新型エルグランドでもぜひこだわりのインテリアをみせてほしいところ。ラージミニバンにとって後席は非常に重要。ぜひとも「日産らしいこだわり」をみせてほしい!!
新型「デリカD:5」のほか、「次期パジェロ」の出展もあるかも!??
また、三菱の「デリカD:5」の新型も出展されるに違いない。新型エルグランドのハイパーツアラー同様に、デリカD:5もJMS2023で「D:Xコンセプト」として、コンセプトカーが出展されていた。
ライバル不在のオールラウンダーミニバンとして根強い人気を誇る現行デリカD:5だが、新型では、前後バンパーやワイドフェンダー、縦横に走るTシェイプのヘッドライト&テールランプ、LEDライト付きのルーフボックスなど、D:Xコンセプトの特徴的なアイコンが取り込まれると予想される。ボディ骨格には、環状骨格構造「リブボーンフレーム」の強化版が投入される見込みだ。
パワートレインに関しても、D:Xコンセプトで示されたとおり、次期型ではプラグインハイブリッド車(PHEV)が搭載されるだろう。ただ、国内市場での需要を考慮して、既存の2.2Lディーゼルターボ仕様も残されるはずだ。もちろん、三菱が得意とする電動4WDシステム「S-AWC」も搭載されるだろう。
こうした誕生する新型デリカ(順当にいけばD:6)は、これまで以上にオフロードテイストを強めたモデルとなることが期待できる。三菱ではこのほか、次期パジェロも出展される可能性がある。こちらも大いに期待したいところだ。











































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