日米の貿易不均衡に一役買おうと、トヨタが米国製モデルを日本に輸入することを検討しているという。確かにトヨタの北米ラインナップには魅力的なモデルがわんさかある。そこで絶対入れてほしい3台を勝手に選んでみた!
文:ベストカーWeb編集部/写真:トヨタ自動車
【画像ギャラリー】日本でぜひ走らせたい3台の詳細をたっぷり見てよ!(26枚)画像ギャラリートヨタの北米モデルには魅力的なクルマがわんさか!
アメリカの関税騒動はトランプ大統領の署名によってひとまず落ち着きそうだが、日本とアメリカの貿易不均衡という問題が解決したわけではない。
そんな中トヨタが、米国で販売している車両を日本へ持ってくることを検討しているという。確かに同社の北米市場には日本未発売のモデルがたくさんあり、「これ日本にもほしいなあ!」と思わせる魅力的なクルマも少なくないのだ。
そこで「日本に入れば話題になること間違いなし」というクルマを、ベストカーWebが独断で選んで3台ご紹介したい。
あえての規格外。ピックアップの王様「タンドラ」に乗れ!
なんといってもまずはこのクルマ。全長6m(ショートベッドで5933mm)のピックアップの王様、タンドラだ。
そもそも「日本の道に合うクルマ」などと言っていてはアメリカ車は売れない。ここは堂々と、アメリカンスタンダードを打ち出すべきだ。並行輸入市場での人気も、そいつを物語っている。
タンドラはトヨタのテキサス工場(これがまたそそる!)で作られるクルマ。2026年モデルはフルサイズならではの存在感をさらに高め、力強いエクステリアと上質なインテリアを両立させている。
アメリカらしい豪快さを前面に押し出しながらもハイブリッドもあり、現代的な性能をしっかり備えるあたりはさすがトヨタである。巨大な荷台と圧倒的なトルク感は、使うたびにアメリカの空気を感じさせてくれる。
日本市場に逆輸入されれば、そのスケール感とキャラクターは群を抜き、街中でもアウトドアでも注目の的となること間違いなし。今こそ「日本に入れたら絶対話題になるクルマ」の筆頭候補である。
アルヴェルに横づけしたい! 巨漢ミニバン「シエナ」はどうだ?
大型ミニバン市場はアルヴェルの天下だが、その牙城に堂々と挑めるのがシエナである。生産はトヨタのインディアナ工場が手がける。
2025年モデルは新たにシートリマインダーテックを搭載し、乗員の安全と安心をさらに強化。広々とした室内空間は家族や仲間とのロングドライブにも余裕をもたらし、インテリアの質感も大幅にアップデートされている。
5174mmという全長や1994mmという全幅はアルヴェルをも凌ぎ、横づけしても負ける気がしない存在感はまさにアメリカンミニバンの象徴だ。
もし日本に逆輸入されれば、その堂々たるスタイルと快適性で大きな注目を集め、ファミリー層だけでなくクルマ好きの間でも話題になることは間違いなし!
ハンマーヘッド顔で魅力100倍増し! セダンの王道をもう一度日本へ
2024年末で日本生産を終了した王道FFセダン、カムリ。しかし北米ではなんとフルモデルチェンジを果たし、最新のハンマーヘッド顔で絶賛発売中なのだ。
生産はトヨタのケンタッキー工場。2026年モデルにはスポーティなナイトシェードエディションも加わり、黒基調のアクセントが精悍さを際立たせている。
北米で絶大な人気を誇る理由は、デザインの先進性と走りの完成度にある。まさにグローバル市場を代表するセダンに成長したと言えるだろう。
これを日本に逆輸入すれば、再びカムリがセダン市場を盛り上げる存在になることは間違いない。トヨタが誇る世界基準のクルマを日本でも味わいたいものだ。






























コメント
コメントの使い方4runnerだけは日本でも成功する可能性、あると思います。
まず何より見た目がいい。洗練されたデザインというのは国内市場で数売れるには必須です。
そして巨体と大パワーに対してなら低めにも感じる価格。絶対価格よりも割安感に弱い国民性なので、割安だと感じさせることが可能な4runnerは希望があります。
三代乗り継いだハイラックスサーフ(米名・4ランナー)最高に良い車だったね!!
今でも、日本で発売したら購入したいね。