自動車メーカーの販売の主力といえば、2025年現在ではSUVやコンパクトカー、ミニバンあたりだろうか。だが、販売台数はそれほど多くないが、美しいクーペはやはりメーカーの「華」。そんな現行国産クーペ&オープンを一挙ご紹介!!
※本稿は2025年9月のものです
文、採点:清水草一/写真:トヨタ、レクサス、ダイハツ、日産、マツダ、スバル、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2025年10月10日号
トヨタ GRスープラ
トヨタがBMWと共同開発したスポーツカー。GRはトヨタのモータースポーツ部門「GAZOO Racing」を意味する。
コッテリ豊潤なデザインのボディに、BMW製3L直6ターボや2L直4ターボを搭載し、FRレイアウトによる高い走行性能と、50:50の理想的な重量配分を実現。2026年春に生産終了となる。
●全長×全幅×全高=4380×1865×1295mm ●ホイールベース=2470mm ●乗車定員=2名 ●車両重量=1520kg ●エンジン=直6 DOHC+ターボ ●総排気量=2997cc ●出力=387ps/51.0kgm(RZ/6MT)
・パワーユニットの力感:85
・ハンドリング:70
・内装デザイン:75
・内装の質感:80
・助手席おもてなし度:75
・全体的な色気:80
トヨタ GR86
GR86は、トヨタとスバルが共同開発した、世界的に希少なFRの小型スポーツカー。2.4L水平対向4気筒エンジンを搭載し、軽量ボディと低重心設計により、優れたハンドリングを実現している。
6速MTとATを選べて、後席もあるので実用的。日常運転からサーキット走行まで幅広く楽しめる。
●全長×全幅×全高=4265×1775×1310mm ●ホイールベース=2575mm ●乗車定員=4名 ●車両重量=1270kg ●エンジン=水平対向4 DOHC ●総排気量=2387cc ●出力=235ps/25.5kgm(RZ/6MT)
・パワーユニットの力感:70
・ハンドリング:90
・内装デザイン:80
・内装の質感:80
・助手席おもてなし度:70
・全体的な色気:75
レクサス LC
レクサスブランドのラグジュアリーなフラッグシップクーペ。ゴージャスなエクステリアとインテリアがウリだ。
エンジンは、世界的に希少になった自然吸気5L V8を搭載。そのサウンドは感動的で涙が出る。3.5LのV6ハイブリッド搭載グレードも選べる。豪華で快適で官能的な、レクサスの最高級スポーツ。
●全長×全幅×全高=4770×1920×1345mm ●ホイールベース=2870mm ●乗車定員=4名 ●車両重量=1930kg ●エンジン=V8 DOHC ●総排気量=4968cc ●出力=477ps/55.1kgm(500クーペ/10AT)
・パワーユニットの力感:90
・ハンドリング:75
・内装デザイン:90
・内装の質感:95
・助手席おもてなし度:100
・全体的な色気:95
レクサス RC
レクサスのプレミアムクーペ。パワートレーンは多彩で、2.5Lハイブリッド、2Lターボ、3.5L V6を用意。2025年11月に生産終了となる。5LのV8を積むRC Fもあった。
・パワーユニットの力感:80※
・ハンドリング:80※
・内装デザイン:75
・内装の質感:75
・助手席おもてなし度:85
・全体的な色気:60
※パワーユニットとハンドリングの評価は全グレード平均




























コメント
コメントの使い方ゴージャスなエクステリアでどうにも飲み込めなくなった