イマドキのコンセプトのなかにスズキの無骨さが宿るスペーシア ギア
2018年12月の発売以来、広い室内空間とアクティブなスタイルを融合した新しいジャンルの軽ハイトワゴンとして人気を集めているスペーシア ギア。
2024年9月にデビューした現行モデルは“アウトドアライフに欠かせないアクティブ軽ハイトワゴン”をコンセプトに開発され、2023年11月にフルモデルチェンジしたスペーシア&スペーシア カスタムに採用された使い勝手の良い装備に加え、アウトドアライフに寄り添う専用のデザインや装備を採用した1台に仕上げられている。
スペーシア ギア専用装備として採用されたのは濡れたまま乗っても汚れにくい撥水加工シートと、砂や泥汚れにも強い防汚タイプラゲッジフロア。
また、快適な後席空間を演出するマルチユースフラップはフラップの位置や角度を調整することで、くつろぎ感を得られるオットマンモード、走行中の姿勢安定をサポートするレッグサポートモード、荷物の落下を予防する荷物ストッパーモードの3つのモードを選択することができる優れモノだ。
加えて、冬の寒い日にも快適な運転をサポートしてくれるステアリングヒーター、使い方自在の隠れ収納ともいうべきシートアンダーボックス、車内の空気を効率よく循環してくれる静音タイプのスリムサーキュレーターなども標準装備しており、デイリーユースでもアウトドアユースでも快適さを提供してくれる。
見た目もアクティブ感に溢れた個性的な仕上がりだが、特に目を惹くのが丸目のLEDヘッドランプとヘッドランプガーニッシュに加え、メッキブロックのフロントグリルを採用したフロントマスク。
どことなくジムニーっぽさもあり、ワイルドな雰囲気もまたヨシ!
ダイハツのタント ファンクロスはフロントフェイスの迫力だけでも格上感満点!?
ダイハツの数ある軽自動車のなかにあって、もっとも全高が高いタント ファンクロス(4WD車の1805mm)。
タントは2003年の発売以来、圧倒的な室内空間の広さと使い勝手の良さにより、スーパーハイト系という新市場を開拓した1台であり、軽自動車初のピラーインドア“ミラクルオープンドア”や両側パワースライドドアを採用して好評を博してきた。
現行のタントは2019年7月に発売された4代目となるが、ここで紹介するタント ファンクロスは2022年10月に行われたマイナーチェンジで新たにラインナップに加えられたモデルである。
アウトドアシーンに調和するアクティブ感とタフさを表現したスタイルが特徴となるタント ファンクロスは、タントの利便性を継承しながらもアウトドアのさまざまなシーンで活躍する専用装備を採用。
汚れた荷物や濡れた道具を置いても手入れのしやすい撥水シート、防水加工シートバック、夜間の積み下ろしで役立つラゲージルームランプやUSBソケットなどがその一例だ。
また、左右両側に採用されている電動スライドドアはワンタッチで開閉できるスイッチをドアハンドル、電子カードキー、運転席に設定。
加えて、ウェルカムオープン機能やタッチ&ゴーロック機能など、乗り降りを快適にする機能や、開閉時に一定以上の力が加わるとドアが反対方向に動く挟み込み防止機能も搭載されており、使い勝手の良さは申し分なし。
運転席と助手席には500mlの紙パックが入るカップホルダーを備えたタブレットも立てかけられる格納式シートバックテーブルや、寒冷地でのドライブを快適にしてくれる運転席/助手席シートヒーターなども装備。
デッキボードの脚を立てれば2段積みモードになる上下2段調節式デッキボードや多彩なシートアレンジも大きな特徴といえるだろう。


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