軽なのに威風堂々! 軽に見えない!! 圧倒的「格上感」漂う軽自動車5選

軽なのに威風堂々! 軽に見えない!! 圧倒的「格上感」漂う軽自動車5選

 何もかもが充実しているイマドキの軽自動車。シートや内装は高級車に勝るとも劣らない素材やデザインが採用されており、スタイリングも迫力十分! はっきり言って、いやま必要にして十分すぎるほどのスペックを誇る軽自動車だが、そのなかにあって軽には見えない格上の5モデルをピックアップしてみた。

文:FK/写真:スズキ、ダイハツ、日産、ホンダ、三菱自動車

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キューブが軽自動車で復活!? 日産の新型ルークスが気になって仕方がない

軽なのに威風堂々! 軽に見えない!! 圧倒的「格上感」漂う軽自動車5選
日産と三菱自動車の合弁会社であるNMKVのマネジメントのもとに日産が企画・開発を行った新型ルークス

 2025年8月に発表された新型ルークス。

 その車両本体のメーカー希望小売価格は160万円台から、発売時期は今秋を予定しているが、従来の軽自動車の常識を打ち破るような新しい価値を提供する1台として注目を集めている。

 車名の由来になっている“Roomy×Max”をコンセプトとし、軽自動車規格のなかで最大限の大きさを表現したデザインが目を惹く新型ルークス。

 なかでも特徴的なのはデザインモチーフとして“かどまる四角”を掲げ、ヘッドライト、リアコンビネーションランプ、ドアハンドル、ホイールなどに取り入れることでぬくもり感と遊び心を表現しているところ。

 往年のヒット作であるキューブを彷彿とさせるエクステリアに「なつかしい」と思った人も多いのでは? 

 一方、インテリアはBreeze(そよかぜ)をデザインコンセプトに、リビングルームのような心地良い風と光を車内へ取り込み、乗る人全員がリラックスできる居心地良い空間を実現。

 また、ヘッドレストやスピードメーターなどにも“かどまる四角”のデザインモチーフが取り入れられていることも特徴となる。

 加えて、インパネには軽自動車初となる12.3インチの大型統合型インターフェースディスプレイを採用してクラスを超えた先進性と上質感も演出。

 さらに、快適な移動空間を実現するべく、エンジンは燃費と静粛性を改善するとともに防音効果のある遮音シートや高機能吸音材をドアやタイヤ周りに採用して、車外からの騒音を気にすることなく会話が楽しめる空間も実現している。

 他にも、さらに進化した安心安全の運転支援をはじめ、ルークスとして初めてメーカーオプションのNissanConnectインフォテインメントシステムを採用するなど、発売前から売れそうな予感がプンプンと漂っている。 

三菱自動車・デリカミニの魅力はギア感のあるSUVスタイリングだけじゃない!

軽なのに威風堂々! 軽に見えない!! 圧倒的「格上感」漂う軽自動車5選
力強さと安心感を表現する立体的なフロントのダイナミックシールドデザインと半円形のLEDポジションランプを内蔵したヘッドライトとの組み合わせが、凛としながらも親しみやすさを表現

 広々とした室内空間と力強い走りを融合させた三菱の人気ミニバン“デリカ”の名を冠した軽スーパーハイトワゴンとして、2023年5月に登場したデリカミニ。

 Reliable & Active Super Height Wagon=“頼れるアクティブな軽スーパーハイトワゴン”をコンセプトとした1台はデリカの名に相応しいギア感のあるSUVスタイリングがひと際目を惹くが、他にも魅力溢れる装備のオンパレードは格上感が満点だ。

 インテリアは落ち着きのあるブラックをベースとした水平基調のインパネに、アクティブで明るい印象を与えるライトグレーをアクセントカラーとして配置。

 ワイド感を強調するとともに、トレイやドリンクホルダーも見やすくしており、使い勝手も良好。

 加えて、アウトドアでの使用や小さい子どもがいる家庭での使用も想定し、汚れがつきにくくて通気性の良い撥水シート生地を採用。座面や背もたれ中央部も立体的なエンボス加工を施すことで、蒸れにくく座り心地のよい機能的なシートが採用されている。

 ちなみに、デリカミニ発売当初の受注状況は全体の約6割が4WDモデルを選択し、かつ装備の充実したPremiumグレードが8割を超えていた。

 そんなPremiumグレードには運転席と助手席の座面の一部を温めるシートヒーターに加え、後席の足元に温風を送り込むリアヒーターダクトやステアリングヒーターを標準装備。寒い日でも心地良くドライブが楽しめることも特筆すべきポイントとなる。

 他にも、後席に風を送って空気を循環させるリアサーキュレーターにプラズマクラスターや艶やかなピアノブラック調のタッチパネル式フルオートエアコンなど、ワンランク上の快適さをもたらす数々の装備は魅力的と言わざるをえない。

次ページは : イマドキのコンセプトのなかにスズキの無骨さが宿るスペーシア ギア

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