小型車&軽自動車を得意とするスズキとダイハツ。軽もコンパクトも日本のお家芸であり、購入候補の筆頭に挙がる車種なので、JMS出展車に将来の自分が乗る可能性もある!? ここではスズキ&ダイハツのJMS2025出展車を予想&夢想する!!
※本稿は2025年9月のものです
文、予想CG:ベストカー編集部/写真:スズキ、ダイハツ
初出:『ベストカー』2025年10月26日号
JMS2025への出展が予想される(出展を願う)スズキ車
スズキは四つの矢で次の時代像を描く。ファイナルエディションの受注が2025年11月で終了するスイフトスポーツと、モデル末期のワゴンRにとって、JMSで新型の市販前提車をお披露目するのは絶好の機会。
また、100kgの軽量化を目指す「Sライト技術」のコンセプトカーが登場するのも自然な流れで、こちらは次期型アルトを示唆するモデルとなる。
大穴は、カプチーノの復活。実現すれば来場者が涙を流すほどの、2025年最大の目玉案件になるだろう。
スズキ スイフトスポーツ 市販前提車(出展確率70%)
1.4L直4ターボエンジンに48Vマイルドハイブリッドを組み合わせる予定の新型。モーターアシストが加わりトルクをより高回転にシフトできる。ちなみに現行型スイフトがお披露目されたのも2023年のJMSだった。
スズキ ワゴンR 市販前提車(出展確率50%)
現行型が登場したのは8年前で、そろそろ新型が出る自然なタイミング。
当初、ソリオに積まれているストロングハイブリッドをリファインして搭載される予定だったが、ソリオからストロングハイブリッドが消滅。マイルドハイブリッドでのデビューが濃厚だ。
スズキ アルト コンセプト(出展確率50%)
2024年秋、軽自動車の100kg軽量化を目指す「Sライト技術」の戦略を発表し、2025年9月にその進捗状況を説明。2030年に市場導入を目指しており、これまでも軽量化に努めてきたアルトに採用される。
スズキ カプチーノ コンセプト(出展確率50%)
トヨタ、ダイハツ、そしてスズキが共同開発するコンパクトFRスポーツの誕生計画。これまで復活の噂がありながらも実現までは漕ぎつけなかったカプチーノだが、カムバックする可能性が高まってきた。
小型車のデザインセンスがピカイチのスズキ。止まった時計の針を再び動かしてほしい。
JMS2025への出展が予想される(出展を願う)ダイハツ車
前回のJMSで連日多くの観客で賑わっていたのがダイハツブースだった。
理由は初代コペンの復活……ではなく、初代のデザインをオマージュした乗用モデルかつ、FRレイアウトを採用したビジョンコペンをお披露目したからだった。
あれから2年が経過したが、前出のスズキ カプチーノを含む、トヨタ、スズキ、そしてダイハツの共同プロジェクトは現在も進行中とのこと。JMSで何かしら進捗状況を伝える可能性は高いはずだ。
ダイハツ コンパクトFRスポーツ コンセプト(出展確率60%)
コンパクトFRスポーツ開発プロジェクト。3社のなかで唯一実車を公開しているダイハツは、前回お披露目したビジョンコペンからアップデートを施し、市販に近いコンセプトモデルを公開するのではないだろうか。


















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