安全・快適装備の充実で現代SUVの水準へ
安全装備に関しては、従来モデルでも「スズキセーフティサポート」を採用し、デュアルセンサーブレーキサポートや360度カメラ(3Dビュー)、アダプティブクルーズコントロール(途中の改良で追加)などを搭載し、小型SUVとして高い安全性能を備えていたが、新型では、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせた「デュアルセンサーブレーキサポートII」を採用。交差点での検知精度を高め、二輪車や自転車、歩行者にも対応するなど、安全性能が大幅に向上された。
また、アダプティブクルーズコントロール(全車速追従)や車線維持支援、車線逸脱抑制といった運転支援機能が全車標準装備に。高速走行や長距離移動時のドライバー負担が大きく軽減された。
快適装備に関しても、電動パーキングブレーキ(ブレーキホールド付き)やステアリングヒーター、USB Type-C(PD対応)、スズキコネクト対応による緊急通報・リモートエアコン機能など、最新装備を多数追加。日常使いにおける快適性・利便性も飛躍的に高められている。
「ちょうどいい」というより「かなりいい」!!
価格は、税込215万7100円~250万300円。マイチェン前は193~233万円だったので20万円程度は価格上昇したが、相応の装備内容にアップデートされていると思う。
単なる装備追加ではなく、デザイン・走行性能・安全装備・快適性のすべてで大幅に進化した今回のビッグマイナーチェンジ。これまでのクロスビーが築いてきた「親しみやすさ」と「実用性」を大切にしながら、現代的なSUVとしての完成度を高め、より幅広いユーザー層に訴求するモデルへと生まれ変わった。従来モデルでは「ちょうどいい」SUVとして人気を集めたクロスビーだが、新型では「かなりいい」一台として注目を集めるモデルになるだろう。
【画像ギャラリー】かなりいいモデルへと進化した、スズキのコンパクトSUV新型「クロスビー」(14枚)画像ギャラリー














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