ルノーの人気コンパクト「ルーテシア」がマイナーチェンジ。アルピーヌのDNAを纏う新グレード「エスプリ アルピーヌ」と独自のフルハイブリッド E-TECHを搭載し、燃費は輸入車No.1を記録。走り・デザイン・快適性が大幅進化した注目の一台だ!
文:ベストカーWeb編集部/写真:PRTimes
【画像ギャラリー】文句の付け所が無い仕上がり!! きっとあなたも欲しくなること間違いなしな1台(15枚)画像ギャラリー「走りを極めたフルハイブリッド」ルーテシアが新時代へ
ルノーの看板モデル「ルーテシア」がついに刷新された。2025年10月9日(木)より販売開始となる新型はエクステリア・インテリアの質感、パワートレイン性能、運転支援機能のすべてが大幅に進化。
新たに導入された「エスプリ アルピーヌ」グレードはフランスの名門スポーツブランド「アルピーヌ」のデザイン哲学を融合し、スポーティかつ上質な魅力を放っている。
価格は399万円(税込)。ボディカラーには限定30台のローンチカラー「ルージュ フラムM」を含む全5色が設定される。
「走り」「デザイン」「環境性能」が融合した一台
新型ルーテシアのフロントフェイスは、彫刻的なラインと新ルノーロゴを中心に据えたモダンなデザインへ刷新。
よりスリムになったフルLEDヘッドランプと立体的なチェックグリッドの大型グリルが精密さとスポーティさを演出する。
特にブランドロゴをモチーフにした縦長ハーフダイヤモンド型LEDデイランプは、ルノーの新しい顔を象徴する要素だ。
リアもクリアレンズ化されたLEDランプと新バンパーデザインにより、視覚的なワイド感と高級感を強調。小型ハッチバックながら欧州車らしい存在感を放っている。
またアルピーヌの世界観を体現した「エスプリ アルピーヌ」では、外観から内装に至るまでこだわりが貫かれている。
17インチ専用アロイホイールやアルピーヌエンブレム付きフェンダーが精悍さを強調し、室内にはアルピーヌロゴ入りシートやアルミペダル、TEPレザーステアリング(ヒーター付)などを装備。
さらに9.3インチ縦型ディスプレイ「EASY LINK」はApple CarPlay/Android Autoに対応し、Bose製9スピーカーサウンドシステムが上質な車内時間を提供する。
快適性・操作性ともにプレミアムコンパクトの新基準を打ち立てたといえる。
加えてルノーが独自開発したフルハイブリッド E-TECHはF1由来の技術を採用したシステム。
1.6L自然吸気エンジンと2モーター(駆動用Eモーター+HSG)を組み合わせ、システム出力は143ps(従来比+3ps)、燃費は25.4km/L(WLTCモード)を達成。これはEV・PHEVを除く輸入車No.1の低燃費である(2025年10月現在/JATO Dynamics調べ)。
トランスミッションには電子制御ドッグクラッチ・マルチモードATを採用。クラッチやシンクロナイザーを省いた構造により軽量化を実現し、発進時はモーター駆動による滑らかな加速を実現する。
さらに「Bレンジ」では強めの回生ブレーキ制御によるワンペダル走行も可能で、街乗りから高速走行までストレスのないドライブフィールを提供する。
安全・快適を両立する先進運転支援
新型ルーテシアには最新の運転・駐車支援システムがフル装備される。
従来のアダプティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーンキープアシスト、360°カメラなどに加えて新たにリアクロストラフィックアラート(後退時車両検知警報)が搭載された。
またブラインドスポット警告やトラフィックサイン認識も装備し、日常走行の安心感を一層高めている。
今回のマイナーチェンジは、単なる小改良ではない。ルーテシアはフランス車らしい感性の走りとハイブリッドによる“理性の効率”を見事に両立させた。
デザイン面でも、ルノーの新世代アイデンティティを体現する存在となっている。まさに日常使いに求められる実用性と、ドライビングを楽しむ心の両方を満たしてくれる一台だ。
アルピーヌの魂を宿したルーテシア。想像以上の完成度に感嘆するばかりである。


















コメント
コメントの使い方どこぞの国の日産にも見習え!と言いたいほどのデザインと改良。
ルノーとの提携を切ってメリットあったのかねー?
欧州で売るのはEVだとか…しかも大衆車をEV化して高価化しましたマーチと変哲のないSUVになったリーフで勝負とか呆れて本気で再建する気ないのがよくわかる。
唯一の欠点は名称が”ルーテシア”であることでしょうな
ルノーさんはさっさとホンダから本名”クリオ”を使わせる様に圧力を掛けてください