エコばかりじゃつまらない! 速さを極める「国産激速モデル」4選

「コスパ抜群の現代版ボーイズレーサー」 スズキ・スイフトスポーツ

エコばかりじゃつまらない! 速さを極める「国産激速モデル」4選
国内仕様のスイフトスポーツとしては初の3ナンバーボディを採用。ノーズを前方に迫り出した専用バンパー&グリルで躍動感を強調している。エアロパーツの作り込みにより、空気抵抗を先代よりも約10%低減した

 80年代を席巻したボーイズレーサー。元気な走りが自慢のお手頃コンパクトのことをそう呼んでいたが、そんなボーイズレーサーの生まれ変わりといえるのがスイフトスポーツだ。

 パッと見こそ標準のスイフトにエアロパーツを装着しただけに見えるが、実は海外モデルと同じワイドボディの3ナンバー仕様。ボディ自体も新プラットフォームにより、先代比で70kgのダイエットに成功している。

 走りの核となるパワーユニットは直4の1.4リッターターボで、最高出力140psを発揮しながら低回転から高トルクを発生し、なおかつ優れた燃費性能も実現。スポーツを体感できるよう、エキゾーストサウンドにもチューニングを施したという。

 ミッションは6MTと6ATを設定。前者は2〜5速のギヤ比をクロスレシオ化するとともにスポーティなシフトフィールも実現し、後者はイージードライブに加えてパドルシフトで積極的なシフト操作が可能。サスペンションだってモンロー製ダンパーのほか、専用のスプリングやスタビライザー、ブッシュなどを採用している。

 そして、1トン未満の軽量ボディとターボエンジンが生み出す走りは痛快で、コンパクトなサーキットであれば上級クラスを追い回すほどの実力を秘めているのだ。

 こんな楽しい現代版ボーイズレーサーが216万円〜というのは嬉しい限り。しかし、2024年に生産は終了しており、在庫限りの販売となっている。

「エコカーのイメージを根底から覆すハイブリッドSUV」 トヨタ・RAV4 PHV

エコばかりじゃつまらない! 速さを極める「国産激速モデル」4選
PHVはメッシュタイプの専用グリルのほか、艶ありブラック塗装のホイールアーチモール、金属調塗装のバックドアガーニッシュなどで特別感や先進感を演出。写真のエモーショナルレッドIIはPHV専用色となる

 1994年の初代発売以来、クロスオーバーSUVのパイオニアとして新たな市場を切り拓き、世界で支持されてきたRAV4。

 2019年に日本デビューした5代目・現行RAV4は、SUVならではの力強いデザインを強調するとともに、新プラットフォームと刷新したパワートレインでオン/オフ両方の走行性能を格段に向上させた。

 そんなRAV4で異質な速さを誇るのが、2020年に追加されたPHV(プラグインハイブリッド)だ。

 そのパワーユニットは、2.5リッター直4のダイナミックフォースエンジンを軸に前後モーターやリチウムイオンバッテリーを組み合わせたリダクション機構付きプラグインハイブリッドシステム「THSII Plug-in」。

 ベースとなるRAV4ハイブリッドよりも高出力のフロントモーターとインバーター、大容量かつ高出力の新型リチウムイオンバッテリーを採用することで、システム最高出力306psを達成。0-100km/h加速は6.0秒を実現する。

 この0-100km/hタイムを公表しているメーカーは少ないため他車との比較は難しいが、トヨタ曰く2リッターターボクラス以上の加速性能とのこと。

 その一方、満充電状態でのEV走行距離95km、ハイブリッド燃費22.2km/リッターを達成。55リッターの燃料タンク容量を確保したことで、1300km以上の航続距離も可能。エコカーらしさも健在だ。

 近々日本でも新型が発売される予定だが、このRAV4 PHVは一味違う速さを味わわせてくれるだろう。

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