アルファード超え!? 新型エルグランドは全幅1895mmの超ワイドボディで「キング」の座を奪還する!!

第3世代e-POWER+進化版e-4ORCEで走りが激変

 新型エルグランドの魅力は見た目だけではありません。新開発の発電専用1.5Lエンジン「ZR15DDTe」と、高効率化された「5-in-1 e-POWERユニット」を組み合わせた第3世代e-POWERは、静粛性と燃費性能を高い次元で両立。これまで以上に滑らかで力強い加速を実現します。

 さらに、前後ツインモーター式の進化版「e-4ORCE」により、前後トルクを精密に配分することで発進から高速走行まで常に安定した姿勢をキープ。背高ミニバン特有のロール感を抑制し、走行状況に応じて4輪の減衰力を自動調整する「インテリジェントダイナミックサスペンション」によって、ふわつきやピッチングを抑えて安定感のある乗り心地を実現します。

 プロトタイプに試乗したジャーナリストによれば、動力パフォーマンスに不足はなく、乗り心地もスムーズとのこと。路面の凸凹や強い横風といった外乱のあるリアルワールドでどのような走りになるのか、期待が高まります。

最新のプロパイロット2.0のほか、通常版プロパイロットにも時速50km以下での渋滞時ハンズオフ機能が追加されるのは朗報だ
最新のプロパイロット2.0のほか、通常版プロパイロットにも時速50km以下での渋滞時ハンズオフ機能が追加されるのは朗報だ

市販仕様はさらに進化の可能性も!??

 今回展示されたのはあくまでプロトタイプであり、市販モデルがこの仕様と完全に同じとは限りません。グレードによっては、さらに迫力あるスタイリングのモデルが用意される可能性もありますし、AUTECHモデルの登場も予告されているなど、ラインナップ全体の広がりにも期待が持てます。

 まだ全貌が明らかになっていない新型エルグランドですが、高級ミニバン市場に再び風穴を開ける存在となるのは間違いありません。ミニバンファン、日産ファンにとって、2026年夏の登場は待ち遠しい限りです。

【画像ギャラリー】背高ボディ復活で「王者の風格」を取り戻した 日産新型「エルグランド」(14枚)画像ギャラリー

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