S2000やシビックにも期待!!　ホンダが旧型スポーツ車の部品復刻＆レストアの新サービスを開始!!!

　ホンダ往年のスポーツモデルファンにビッグニュース！　販売終了となっていた純正部品の復刻供給と、本格レストアを行う新サービス「Honda Heritage Works」が2026年4月にスタートするという。まずは初代NSXからだが、将来的には他の旧型スポーツ車にも広がる予定だ。これは楽しみすぎる！

文：ベストカーWeb編集部／写真：ホンダ

復刻部品をグローバル供給！　まずは初代NSXからスタート

　ホンダは、旧型スポーツタイプの車種を愛し続けるユーザーのため、新サービス「Honda Heritage Works（ホンダ・ヘリテージ・ワークス）」を2026年4月1日に開始する。同サービスは復刻部品を供給する「Honda Heritage Parts（ホンダ・ヘリテージ・パーツ）」と、新たなレストアサービス「Honda Restoration Service（ホンダ・レストレーション・サービス）」の2本立てで構成される。

　Honda Heritage Partsでは、販売終了となっていた純正部品を新たに「純正互換部品」として再開発し、さらに当時と同様の材料や製法を用いた「純正復刻部品」も再生産して供給する体制を整える。まずは初代NSXからだが、将来的には他の旧型スポーツ車にも対象が広がる予定で、S2000やシビック、インテグラのオーナーも期待せずにはいられない。

　部品はHonda Heritage Works公式サイトに順次掲載され、全国のHonda Carsを通じて注文できるようになる。オーダー受付は2026年4月開始予定だ。

本格レストアサービスも刷新！　「当時の走り」を徹底追求

　レストアサービスも大幅に進化する。これまで提供されてきた「NSXリフレッシュプラン」を刷新し、Honda Heritage Partsを活用してオリジナルの性能や質感を可能な限り復元する「Honda Restoration Service」として生まれ変わる。

　施工は初代NSX誕生の地・栃木県高根沢の工場で行われ、名称も「Honda ヘリテージワークス高根沢」へ改称。メニューは運動性能に関わる項目を中心とした「基本レストア」と、外装・内装まで含めてより総合的に仕上げる「トータルレストア」の2種類が設定される。

　対象は初代NSX（NA1-100型）で、2026年1月上旬から申し込みを受け付け、4月より施工開始。長年大切にされてきた旧型スポーツモデルが、これからも安心して走り続けられるように――Honda Heritage Worksは、そんなユーザーの想いに真正面から応える取り組みと言えるだろう。今後の車種拡大にも期待が高まるばかりだ！