2025年秋に開催され、今回も好評のうちに閉幕したジャパンモビリティショー。次回が楽しみであるとともに、いわゆる「ロス」を感じている人も。ここではJMS2025のメルセデスベンツを振り返り、ロスを少しでも癒していく。
※本稿は2025年11月のものです
文:ベストカー編集部/写真:メルセデスベンツ、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2025年12月26日号
正反対の魅力を持つ2台のBEV
同じBEVでも性格は真逆。Cd値0.19という脅威の空力性能を誇るAMG GT XXは、AMGのEV専用プラットフォームであるAMG.EAと最新のテクノロジーを組み合わせたブランド初のBEV。
ダウンフォースを追求した低重心でスポーティなフォルムをまとい、AMGの野心を具体化した一台。最高出力も1360psとモンスター級。
一方次期型Vクラスの可能性が濃厚なビジョンVのターゲットは、移動を快適にしたい富裕層。
室内はファーストクラスに匹敵する広さで、65インチのシネマスクリーンや42個のスピーカーが奏でる良質サウンドが響く。多くのコンテンツが充実し、まさに「移動するラウンジ」という表現がふさわしい。

















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