愛車の盗難対策、万全だろうか? 高度な電子的な盗難手口が増える現代だからこそ、あえて物理的にクルマを動かせなくする原始的な手法が改めて注目されている。MAXWINから発売された盗難防止ブレーキペダルロックは、ブレーキペダルを物理的に固定し、踏み込めなくすることで盗難を阻止するアイテム! 他の盗難防止対策と併用することで、盗難のハードルを上げるのよ!
文:ベストカーWeb編集部/写真:MAXWIN
【画像ギャラリー】愛車に積んどけば安心感アップ。ブレーキペダルロックの詳細がこれ!(7枚)画像ギャラリー踏んで回すだけの超カンタン設置! なのに特許技術で破壊困難な堅牢さが自慢
ブレーキロックといえば古くからある盗難防止グッズの定番だが、設置が面倒で日常的に使うのが億劫になる……なんて声も耳にする。しかしMAXWINが発売した『S-HLOC02』の最大のミソは、その設置プロセスの簡略化にある。なんと「踏んで回すだけ」でロックが完了するのだ。
具体的な使い方は驚くほどシンプルだ。まず本体をブレーキペダルのアーム部に挟み込み、先端を床まで差し込む。あとはペダル部分を踏んで固定を確認し、ハンドルを反時計回りに90度回して引き上げるだけ。これだけでガッチリとロックが掛かる。解錠する際も専用キーを入れて回すだけで自動開錠されるため、乗車時のストレスも最小限だ。
「設置が簡単なら、壊すのも簡単なのでは?」と不安に思うなかれ。本製品は特許取得済みのシリンダー構造を採用している。これは破壊されにくい特殊な構造となっており、ドリルでシリンダー(鍵穴)を破壊しようとしても簡単には開錠されない仕組みだ。
犯人が車内に侵入したとしても、この堅牢なロックを解除するには相当な時間と労力を要する。これ一つで万全とは言わないが、他の盗難防止対策と併用することで、犯人にとって最も嫌な「時間がかかる」状況を作り出し、犯行へのやる気を根底から削ぐことができるのだ。
ステンレス×アルミ合金の強ボディ! 緊急時にはハンマーにもなる二刀流
本体の材質にはステンレス鋼とアルミ合金を採用しており、重量は約1495gとズッシリ頼もしい。この高硬度の合金ボディは極めて丈夫で、物理的な破壊工作に対しても高い防御力を発揮する。
対応車種が幅広いのも嬉しいポイントだ。ブレーキペダルと床の間の距離が10〜16cm、ブレーキペダルロッド幅が0.5〜1.5cmの範囲内であれば取り付け可能で、一般乗用車はもちろん、軽自動車にも使用できる汎用モデルとなっている。
さらに、このアイテムにはもう一つの顔がある。ロック本体の先端にメタルコーンが付属しており、緊急脱出用のハンマーとしても機能するのだ。万が一、事故や水没などでドアが開かなくなった際、窓ガラスを割って脱出するための命綱となる。普段は愛車を盗難から守り、有事の際には乗員の命を守る。まさに一石二鳥の頼れる相棒といえるだろう。
繰り返しになるが、これ一つで全ての盗難を防げるわけではない。だが、ハンドルロックやタイヤロック、セキュリティアラームといった他のセキュリティグッズと併用することで、盗難のハードルは劇的に上がる。
愛車を絶対に渡さないという強い意志を、この『S-HLOC02』で示してみてはいかがだろうか。価格はネットショップ各店で9900円前後(税込)で市販されている。
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