入手しやすい現行国産ターボ車3選
●ダイハツ コペンGR SPORT
ダイハツ製の2シーター軽スポーツカーがコペンで、現在は2014年登場の2代目モデルが販売されている。
エンジンは660cc直3タイプにターボを装着して、64psを発生しながら18.6km/Lの燃費性能を誇る。
現行型コペンには3タイプのグレードが用意されていて、最上級のGR SPORTは、その名称どおりダイハツの親会社であるトヨタのGazoo Racing(GR)とのコラボレーションモデルだ。
コペンGR SPORTにはアルミホイールやレカロ製シートの標準装備に加え、足回りにもチューニングが施されるため、車体価格も250万円を超えるが、それだけの価値は十分にある。
ダイハツでは現行コペンの生産を2026年8月で終了することを発表しているため、新車で入手できるチャンスは残り少ない。
●スズキ ジムニー
軽自動車でありながら、本格的な4WDクロスカントリーモデルとして確固たる地位を築いているスズキのジムニーもまた、エンジンをターボで武装している。
ジムニーに搭載されるR06A型エンジンは、インテーク側にVVT(可変バルブ機構)を採用し、低回転からの力強いトルクを発揮する。
これに組み合わされるターボは小型&低慣性のタービンを装備して、ドライバーのアクセル操作に対するリニアな反応を実現した。
強固なラダーフレームや、3リンク式リジッドサスペンションなど、タフな車体が注目を集めがちになるが、高性能ターボエンジンもジムニーの走りを支える重要な要素のひとつになっている。
ジムニーの価格は約191万~216万円と、軽自動車としては高めだが、手の届くターボ車であるのは間違いない。
●三菱自動車 エクリプスクロス
三菱自動車のエクリプスクロスは2017年にデビューしたクロスオーバーSUV。
エクリプスクロスにはディーゼルエンジン搭載モデルやPHEV(プラグインハイブリッド)仕様がラインナップされていたが、現在の日本国内ではガソリンエンジン車のみが継続生産されている(PHEVの国内向け生産は2025年に終了)。
そのエクリプスクロスにはダウンサイジング1.5リッター直4直噴ターボエンジンが搭載され、ダウンサイジングターボならではの15km/L(2WDモデル・JC08モード)という燃費性能を発揮する。
ターボ仕様のエクリプスクロスは2WDモデルで約277万円~と、このクラスのクルマでは比較的手の届きやすい価格に設定されている。
現在の日本はハイブリッド車全盛時代であり、効率に優れているとはいうものの新世代のターボモデルはそこまでシェアを占めていない。
しかし、エネルギー効率にも優れたターボが将来的に見直される可能性は十分にある。
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