校庭をラリーカーが爆走!? KYBさんのスゴ技に拍手喝采!! 岐阜県立岐南工業高校の文化祭がかなりおもろい!! 

校庭をラリーカーが爆走!? KYBさんのスゴ技に拍手喝采!! 岐阜県立岐南工業高校の文化祭がかなりおもろい!! 

 岐阜県にある工業高校「岐阜県立岐南工業高校」。この高校の文化祭はほかの高校とはひと味違っていた。なんと校庭のグラウンドをラリーカーが土煙を上げながら爆走していたのだ。なぜこのような文化祭が開催されたのか? どんな文化祭だったのか? その様子をリポートしていく。

文/写真:西川昇吾

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県内唯一の自動車科ならではの文化祭

ラリーカーの走行に会場は大盛り上がり
ラリーカーの走行に会場は大盛り上がり

 岐阜県立岐南工業は県内で唯一自動車工学科があり、人気も高く、倍率の高い学科となっている。そんな県内唯一という特色を生かした文化祭を開催して、より自動車を盛り上げようとクルマ好きの先生たちが、昨年から文化祭に自動車のプログラムが盛り込まれた。

 先生たちは自動車に興味を持ってくれている生徒を大切に、そしてその様子を学校として発信することでクルマ好き中高生の輪を広げたい。そんな思いがあるのだ(ちなみに先生たちの愛車であるランクルの展示や先生によるドラテク披露という名のデモランもあった)。

 昨年は日産愛知自動車大学校さんの協力を得てGT-R TスペックとフェアレディZの展示を行ったが、今年はさらにパワーアップ。地元企業KYBの「KYBラリーチーム」と岐阜県出身で自身のチーム「TEAM KANEMATSU」を立ち上げラリー競技に挑む兼松由奈選手による協力の下、ラリーマシンの展示と走行が行われた。

KYBは岐阜県内に3つの工場と4つの関係会社を抱える。現在の岐阜南工場の創設はなんと1943年(当時:岐阜製造所)
KYBは岐阜県内に3つの工場と4つの関係会社を抱える。現在の岐阜南工場の創設はなんと1943年(当時:岐阜製造所)

 KYBラリーチームの石黒一暢選手、TEAM KANEMATSUの兼松由奈選手、そして元SKE48で現在はコ・ドライバーとしても活躍する梅本まどか選手という豪華な顔ぶれが文化祭にやってきたのだ。

 そして地元企業も協力。岐阜トヨペットもブースを出展しGR86やGRヤリス、レクサスのLC500コンバーチブルやLMなど豪華なクルマの展示や、シミュレーター体験を実施していた。地元のクルマ好きな若い生徒たちを大切にしたい。その思いは同じなのだ。

ラリードライバーたちもその熱量の高さに驚き

車両の展示はもちろん、ラリードライバーも参加
車両の展示はもちろん、ラリードライバーも参加

 今回の特別展示では展示車両の写真撮影はもちろん、車内に座り込むこともOK! 文化祭ということもあり、自動車工学科以外の生徒たちもいたが、多くの生徒がクルマの前で足を止めてまじまじと眺めたり、実際に座ってみたり、ラリードライバーたちに話しかけたりもしていた。

 「生徒たちとのコミュニケーションはどうだった?」と聞くと熱量の高さに驚かされたと3人のラリードライバーたちは語っていた。

 「ほかにもこういったイベントにお邪魔させていただく機会はあるのですが、クルマに興味ある子が多い印象です。また、いろんなクルマ用語を知っていて理解が早いので、より内容のある話ができてうれしかったです。あと先生たちがコアにクルマ好きなのがすごく伝わってきました」(石黒選手)

 「ラリーカーを初めて見る生徒さんは多かったみたいですが、「普通のクルマと何が違うの?」という疑問に始まり「サイドブレーキって縦引きなんだ!」などの具体的な興味や疑問が上がっていたのが印象的でしたね。今回でクルマにより興味を持ってもらえたみたいでうれしいです」(兼松選手)

 「生徒たちとコミュニケーションを取ると好きなものへの目の輝きが違うなと思いました。話しかけてくれた子はみんなクルマ好きで、気になったことを1から10までしっかりと聞いてくるし、自身の疑問点を全部クリアにしようという前のめりな姿勢にとても好感を持てました!」(梅本選手)

 また岐阜トヨペットブースでも、生徒たちは積極的に話しかけていた様子であった。勇気を出して「まだ免許がない自分たちもGRガレージに行ってもいいですか?」と声をかけた生徒もいたようで、岐阜トヨペットさん的にはもちろんウェルカム! とのことで、後日GRガレージでの再会を約束したそうだ。

より具体的にクルマを体感できる文化祭

ラリーチームを抱えるだけあって早業のダンパー交換。ショックアブソーバーのことならまさにKYBさんの「本領発揮」だ
ラリーチームを抱えるだけあって早業のダンパー交換。ショックアブソーバーのことならまさにKYBさんの「本領発揮」だ

 お昼前にはラリーカーとゼロハンカーの走行、お昼時にはラリードライバーによる講演会、そしてお昼後には「KYBラリーチーム」によるダンパー交換が披露され、ラリーについて実際に見て聞くことができる貴重な機会となった。

 なお、ゼロハンカーというのは自作のフレームに排気量50㏄未満のエンジンを搭載したバギー車両のこと。高校生たちがこのゼロハンカーを自作し競う大会が毎年行われているのだ。校庭ではラリードライバー2名と学校の代表である自動車研究会の水谷君のタイムトライアル競争が行われたが、結果は水谷君の勝利。ゼロハンカーに慣れているプライドを見せた。

ゼロハンカーによる走行ではプライドを見せつける。高校生だってプロに負けてられない! がんばれ若人、オトナに噛みつくは若者の特権だ! 
ゼロハンカーによる走行ではプライドを見せつける。高校生だってプロに負けてられない! がんばれ若人、オトナに噛みつくは若者の特権だ! 

 ラリーカーの走行では迫力のある走りに生徒たちは釘付けとなり、また、わずか10分以内で行われた右側2本のダンパー交換には拍手が起こっていた。

 より具体的にクルマを体感するイベントとなったこの文化祭。生徒たちの記憶に強く残ることになったのは間違いないだろう。「可能な限りクルマを楽しんで体験できる文化祭をやりたい」と先生たちは強く願っているようで、来年はどんな文化祭になるか楽しみだ。

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