オフロード性能を引き上げたBRABUS XL 800 CABRIO
一方、BRABUS XL 800 CABRIOは「ペールブラウン」の専用ボディカラーを纏い、BRABUS 800 CABRIOとは明確に異なるキャラクターを持つ。
その核心は、ブラバスが独自開発したポータルアクスル・サスペンションシステムにある。通常はホイール中心を貫く駆動軸を、ホイール中心よりも15cm高い位置に配置する革新的な機構だ。
駆動軸からホイールへは、各車輪に組み込まれた専用ギアボックスを介して動力を伝達する。
この構造により、車体で最も地面に近い部分であるディファレンシャル(差動装置)が大幅に持ち上がり、最低地上高は驚異の47.9cmを実現。通常のG63の約5倍という数値だ。
搭載するエンジンやトランスミッションはBRABUS 800 CABRIOと同じだが、ポータルアクスル・システムのギア比の都合上、0-100km/h加速は4.6秒とわずかに遅くなる。
最高速度も210km/hに制限されるが、この車両が真価を発揮するのは舗装路ではなくオフロードだ。
インテリアは鮮烈な赤いレザーで統一され、ペールブラウンの外装とドラマティックなコントラストを生み出している。パーフォレーテッド(穴あき加工)シートには「シェル」キルティングが施され、最適な通気性を確保。
カーボンファイバーのシフトパドル、ペダルパッド、ハンドルが、レーシーな雰囲気を演出する。ちなみにポータルアクスル・システム自体も赤く塗装され、インテリアとの統一感を持たせている。
性能も化け物なら値段ももちろん…
気になる価格だが、BRABUS 800 CABRIOは90万6185ユーロ~(約1億5000万円~)、BRABUS XL 800 CABRIOは105万6244ユーロ~(約1億7500万円~)となる。
各モデル50台限定という生産台数を考えれば、世界の富裕層による争奪戦は必至だろう。“ならばメルセデス・ベンツのGクラスカブリオレ再投入を待つか”と思われるかもしれない。
だが、こちらも「スペシャルエディション」とのこと。つまり、どちらを選んでも、限られた者だけが手にできる究極の選択となるわけだ。
【画像ギャラリー】ブラバス謹製の内装が圧巻すぎ!! 今でも新車で買える!? Gクラスカブリオレがこれだ(11枚)画像ギャラリー












コメント
コメントの使い方