コストやエコロジー的な観点などから、最近はガチなスポーツモデルが減少している。多くのラインナップを持つトヨタでも同様だが、過去を振り返ると超本格派のスポーツモデルが多数存在した。トヨタのガチスポモデルを振り返る。
※本稿は2025年12月のものです
文:小鮒康一/写真:トヨタ、レクサス、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2026年1月10日号
セリカの心臓をカローラに……TRD本気のコンプリート
当時参戦していたJTCCのカローラと同じ2L、3S-GE型エンジンを押し込んで市販してしまったのがTRD2000。99台限定でありながら実売は10台ほどとの噂もある。
見た目は営業車で中身は破天荒
2Lガソリンエンジンと5速MTが備わる教習車仕様をベースに、トヨタテクノクラフトの手によってスーパーチャージャー化や強化足回り、そして旧車風のエクステリアパーツが与えられ、オプションでスポーツパーツも用意された。
ニュル仕込みの牙を生やした高回転V10
500台限定で販売された中の50台に設定されたニュルブルクリンクパッケージは、サーキット走行に主眼を置いたもので、空力を重視した調整式リアウイングやフロントスポイラー、カナードが装着され、ECUチューンによって570psを達成。
トランスミッションのECUも専用のもので変速速度が高められており、足まわりやタイヤも専売品。
キビキビと走り回る熱血ワンパクパワフル
2009年に登場したiQ GRMNの第2弾として、新たにエンジンにスーパーチャージャーをドッキングさせ、6速MTもクロスレシオ化されてよりホットなモデルとなっている。
エクステリアも専用のエアロのほかフロントマスクも専用となり、ブリスターフェンダー化がなされるなどベース車の面影がなくなるほどの大改造がなされた。
後席を捨ててロールケージと本気の足を
トヨタテクノクラフト創立60周年を記念したモデルで、エンジンはノーマルのまま、ボディや足回り、空力特性の変更のみで高性能化を狙ったもの。
軽量化についてはカーボンルーフや2シーター化、マグネシウム鍛造ホイールなどが備わり、アーム類に補強プレートを溶接するなどレーシングカー並みのチューニングがなされた。
ルックスは上品。マインドはサーキット走行
マークXで3ペダルMTを備えるセダンは消滅していたが、GRMNのコンプリートカーとして3.5Lエンジン搭載車をベースに6速MTを組み合わせたモデルが登場した。
コンプリートカーということで専用チューンの足回りやトルセンLSD、ボディ補強などが行われ、カーボンルーフ化で10kgの軽量化と低重心化も図った。
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