2026年1月は20日以降、日本付近に強い寒気が南下し、25日頃まで寒波の影響が長引く予想となっている。日本海側では大雪となる地域が多く、太平洋側でも雪が降る可能性があり、首都圏を含めて積雪や路面凍結のリスクが高まる見込みだ。冬道では、クルマの扱い方が安全性を左右する場面が増える。そこで、この時期を乗り切るため、降雪や凍結時の正しいクルマの操作・注意点を整理してみよう!
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、Adobe Stock(トビラ写真:aboutmomentsimages@Adobe Stock)
【画像ギャラリー】凍結時にありがちな誤った対処! やってはいけない行動集5選!(5枚)画像ギャラリー凍ったフロントガラスにお湯は厳禁!
冬の朝、フロントウィンドウが真っ白に凍り付いて出発できない。そんな経験がある人は多いだろう。ウィンドウ表面に付着した水蒸気は、放射冷却などの影響で気温が5℃以下、ガラス表面温度が0℃を下回ると霜となって固着する。
翌朝の冷え込みが予想できる場合は、前日のうちに凍結防止カバーを装着しておくのが有効だ。
問題は、すでに凍結してしまった朝の対処法である。急いでいると、沸かしたお湯を直接かけて一気に溶かしたくなるが、これは避けたい行為だ。局所的に熱を与えることでガラスが急激に膨張し、周囲との温度差によって「熱割れ」を起こす危険がある。
安全な方法は、エンジンを始動してデフロスターを使用すること。スイッチを入れる際は必ずエアコンも作動させ、暖気だけを一点集中で当てないようにしたい。なお、リアガラスのデフォッガーは電熱線でガラス自体を温める仕組みだ。
手早さを重視するなら、解氷スプレーと樹脂製スクレーパーの併用が確実だ。専用ケミカルのため安全性が高く、数年単位で保管できるのも利点。解氷スプレーなら約1分、デフロスターを内気循環・最高温度で使う場合はおよそ10分が目安となる。氷が薄くなった段階でワイパーを動かすと除去が早い。
ちなみに、山形県在住の筆者の知人は、前夜から毛布をドアにかけて凍結を防ぎ、凍ったガラスにはコンビニ袋に入れたお湯を撫でるように当てて解氷しているという。
雪の日はパーキングブレーキを引かない判断も必要
寒冷地では「冬場はパーキングブレーキを使わない」という考え方がある。首都圏でも、路面や車体下部が凍結する状況では有効な判断となるが、これはワイヤー式パーキングブレーキを前提とした話だ。
ワイヤー式の場合、雪や水分が凍結して戻らなくなる恐れがある。一方、近年増えている電動パーキングブレーキでも、モーターでワイヤーを巻き上げる構造(例:初代リーフ)では同様のリスクが残る。
自分のクルマの方式が分からない場合は、メーカーやディーラーの相談窓口に確認しておくと安心だ。
【画像ギャラリー】凍結時にありがちな誤った対処! やってはいけない行動集5選!(5枚)画像ギャラリーLEDヘッドライトは雪が付着しやすい
省電力なLEDヘッドライトは、今や新車の主流。ハロゲンから市販LEDバルブへ交換している人も多いだろう。ただし降雪時は注意が必要だ。
LEDは発熱量が少ないため、走行中にレンズ表面の雪が溶けにくい。気付かないうちに雪が厚く付着し、光量が徐々に低下してしまうのだ。夜間の雪道では、定期的に停車して雪を落とす必要がある。
凍結して除去しにくい場合に備え、解氷スプレーを車載しておくと心強い。目的外使用となるため自己責任だが、ドアミラー用の撥水コート剤をレンズに施工しておくと、雪の付着防止に効果が出る場合もある。
また、外気温が極端に低いと降雪がなくてもウインドガラスは凍結する。この状態でウォッシャー液を噴射すると氷の層が厚くなるため、操作は控えたい。








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