2025年の自動車界におけるニュースを振り返るにあたり、驚きと同時にどこかで「やっぱり……」という気持ちもあったのが、ホンダ電動化戦略の軌道修正。見直しは当然であるという見方も多い中、気になるのはホンダの今後の道筋だ。
※本稿は2025年12月のものです
文:井元康一郎/写真:ホンダ
初出:『ベストカー』2026年1月26日号
当初の目標からはやや緩やかに
2040年に世界の全市場でエンジン車を全廃し、BEV(バッテリーEV)に置き換えるという計画を遂行していたホンダだが、2025年5月のビジネスアップデートでその戦略を事実上放棄した。
動機はトランプ大統領のパリ協定離脱に端を発した世界の自動車ビジネスのトレンドの変化だが、この電動化戦略は当初から達成が疑問視されていた。
BEVで急激に台頭する中国勢に比べて基盤技術は弱く、スピード感にも欠けるというのでは勝てるわけがない。
とはいえ、今までやってきたことを無にするわけにもいかない。新世代BEV群「0(ゼロ)シリーズ」は予定とおり発売する見通し。ソニーとのコラボ「アフィーラ1」も継続中だ。
大事なのは、それらが成功しなかった時の姿勢。自社に何が足りないかを冷静に見極めてこそ次も見えてくるというものだろう。
【画像ギャラリー】2050年の最終目標は不変!! ホンダ電動化期待の尖兵となるホンダ 0シリーズ(16枚)画像ギャラリー

















コメント
コメントの使い方80年代から90年代のホンダが好きだった。
商品も企業体も。
欧州顔負けの掌返しなのと、F1撤退宣言の掌返しに続いて短期に2回目だったので、商売で最も重要な発言の信頼性を失ってしましました。
しかし会社が重要視する経費削減のためには撤回が正しいので、これによって経営が軌道に乗れば問題なしと判断されるでしょう。
ただそれだけなら良かったのですが、不評デザイン固執&流行デザイン取り入れは他社モデル酷似という両極端なのも社長影響が大きいため、責任問題になっています