「流すだけでも楽しいザ・ライトウエイト」 マツダ・ロードスター
クルマの楽しさはさまざまだが、操る楽しさではロードスターの右に出るものはいないだろう。
2015年デビューの現行モデルも歴代車が貫いてきた「人馬一体」を目指し、ボディの小型化やダイエット、エンジンのダウンサイジングなどが実行された。
核となるプラットフォームは新設計で、50対50の前後重量配分に加え、エンジン搭載位置と乗員の着座位置を下方に設定したことで低い重心高を達成。
ボディはアルミや高張力鋼板などの使用率を高め、高剛性を確保しながら先代比で100kg以上のダイエットに成功した。
国内仕様(一部限定車およびRFは除く)のエンジンは1.5リッターのみだが、軽量なボディと相まって軽快な加速フィールと伸び感を実現。加えて心地よいエンジンサウンドも追求し、音質のチューニングも行われている。
そして、ミッションは6MTと6ATの2種で、メインのMTはすべての構成部品をゼロから見直して新開発したスカイアクティブMT。小型かつシンプルな構造の6速直結とし、軽量化を図りつつダイレクトなシフトフィールや軽い操作感を実現した。
軽量ボディとはいえ、1.5リッター自然吸気では圧倒的な速さを味わえることはできない。しかし意のままに操る楽しさや、自分の身体の一部のように動かせる感覚は唯一無二。おじさん世代が流すレベルでも十分に楽しめる。
そんな現行モデルもデビューから10年以上が経過し、中古車物件はかなり豊富。100万円台前半の予算でも、好条件の1台を探すことは難しくないだろう。
「昔を思い起こさせる現代版ボーイズレーサー」 スズキ・スイフトスポーツ(最終型)
扱いやすいサイズで走り自慢のハッチバックは、今も昔も若者に人気。80年代にはボーイズレーサーとも呼ばれ、「当時乗っていた」なんておじさん世代も多いはず。
そして、スイフトスポーツはそんなボーイズレーサーの現代版と言える存在だ。
現在、標準仕様のスイフトは5代目にモデルチェンジして絶賛販売中だが、スポーツはすでに生産終了。最後となった4代目ベースのスポーツは2017年にデビューし、上級クラスをもカモる走りで人気を獲得してきた。
その核となるのはプラットフォームとエンジンで、軽量高剛性な新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用し、心臓部には140psを発揮する1.4リッター直4ターボを搭載。約1トンという車両重量を達成しつつ標準車に対してトレッドを拡幅したりサスペンションを改良することで、パワフルな走りと優れたハンドリングを手に入れた。
ミッションは6MTと6AT。特に前者は2〜5速をクロスレシオ化してダイレクトなドライブフィールを実現するとともにスポーティなシフトフィールも可能とし、ドライブする楽しさを味わわせてくれるのだ。
取り回しやすいコンパクトハッチゆえ、久しぶりのMTでも臆することなく付き合えるはず。
また、中古車市場では流通量が豊富で、自分の条件に合った車両を見つけやすいことも魅力。コミコミ100万円台前半でも狙うことが可能だ。
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