「中途半端なスポーツカーはつくらない」というトヨタの覚悟
V8ツインターボにハイブリッドを組み合わせるという構成も、今回のGR GTを語るうえで外せないポイントです。フラッグシップに相応しい官能的なサウンドと鼓動を内燃機関で維持しつつ、最新の電動化技術を融合させる。内燃機関の行方が議論される時代にあって、GR GTはスポーツカーの「いま」と「これから」をつなぐ存在として提示されたモデルだといえます。
このエモーショナルなパワートレインを包み込む器も、トヨタは妥協しませんでした。1195mmという極端な低さは、単なる話題づくりではなく、トヨタが「本気でスポーツカーの本質に挑む」という意思表示といえそう。
サーキットでは思いきり攻められて、帰り道は普通に街を流せる。あらゆる走行シーンで高いパフォーマンスを発揮できるようにスポーツカーをつくるというのは簡単ではありません。1195mmという地を這うような低さは、トヨタが「中途半端なスポーツカーはつくらない」と腹をくくった結果なのではないでしょうか。
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