ホンダ車のカスタムパーツを制作するホンダアクセスが初めて手がけたフルエアロパーツは5代目プレリュード用のものだった。ここでは当時のエアロを装着した5代目と、現在販売中のエアロを装着した現行プレリュードを比較試乗する!!
※本稿は2026年1月のものです
文:松田秀士/写真:佐藤正勝、ホンダ
初出:『ベストカー』2026年2月26日号
※記事内の価格はすべて税込み
時代を超えて味わう! 新旧プレリュードを乗り比べ
30年にわたるエアロパーツ開発の歴史のなかで、ホンダアクセスが初めてフルエアロパーツを開発したモデルが1996年発売の5代目プレリュードSiRだった。今回はその5代目プレリュードSiRと現行モデルに比較試乗できるというまたとないチャンス。
5代目プレリュードSiRは、アクセスが初めてフルエアロパーツでリフトバランスを整えるという、現在の開発主眼の実効空力の源流ともいえるモデル。
さっそくドライブシートに座ってみる。意外にもAピラーは現行モデルよりも傾斜がついていて、ダッシュボードが低いせいもあってフロントウィンドウの面積が巨大! 見晴らし、見通しが素晴らしくいい。
ステアリングはチルトのみでテレスコはないが、ドラポジは悪くない。クラッチペダルのストロークは長く、シフトストロークもそれなりにある。でもその両ストロークにバランスがとれているのでシフト操作はスパスパ決まる。
トップエンドが7500rpmのエンジンは、極低速こそトルクが細いが中高速でしっかり吠えるし力感もある。車重も軽いからね。
現行モデルはダウンフォースによるグリップレベルが高いが、乗り心地がしなやかで洗練されている。5代目と比べりゃ違い過ぎて、もう未来のクルマそのものに感じたね。
ホンダアクセスのカスタムパーツいろいろ
ヴェゼルRSに装着されているのはアクセスが“しなる剛性”を目的に開発したMS-050。ホイールもサスのようにしなることでタイヤの面圧をコントロール。
適度な溜めの初期応答からしっかりした接地感と上質な乗り心地。中古のヴェゼルに装着すると新車のような乗り味になる。
航空機にも採用されている「シェブロン」と呼ばれるフィンをスポイラーの裏面に採用。同じ車両でノーマルと交互に交換し試乗。
まさに実効空力というだけあって、50~70km/hレベルでも明らかに前後の接地感がしっかりとし、自立した直進性をもしっかりと向上していて効果絶大。
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新デザインのクリスタルブラックのグリル(5万9400円)、バンパーワイドガーニッシュ(5万5000円)の装着によりおとなしいステップワゴンが精悍なマスクに変身。
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