「世界初のエンジンと最新の4WDシステムで武装」 日産・エクストレイル
現行となる4代目がデビューしたのは2022年。先代まではガソリンモデルとハイブリッドの2本立てだったが、現行では後者1本に絞られた。
エクステリアは初代から受け継いだタフな力強さに、余裕と上質さを感じられるエッセンスをプラス。インテリアの進化も大きく、堅牢かつ上質感のある空間を演出している。
前述した通りエンジンはハイブリッドのみだが、これが現行モデルの見どころのひとつ。
204psという高出力モーターを搭載した第2世代e-POWERは、発電用エンジンに日産が世界で初めて量産化に成功した可変圧縮比エンジン「VCターボ」を採用。これにより、エンジンの回転数を抑えながらモーターに余裕のある電力を供給し、力強い加速とゆとりの走りを味わわせてくれるのだ。
4WDシステムも最新で、「e-4ORCE」は前後2基の高出力モーターおよび左右のブレーキを統合制御し、優れた走破性とともに車体の挙動を安定させ、思い通りのコーナリングも実現。ちなみにリアのモーターも最高出力136psと非常にパワフル。
そして、4WDのみだが3列7人乗りが設定されていることもアドバンテージとなっている。
燃費性能に関しては、FFは19.4km/L、4WDは18.1km/Lで(3列シート車は18.0km/L)、CR-Vよりもわずかに劣る程度。
ちなみに、スタンダードなSグレードは、プロパイロットをはじめ、いくつかの安全装備は省かれるが、400万円以下の車両価格は魅力だ。(価格384.34万円〜596.2万円)
「日本におけるPHEV・SUVのパイオニア」 三菱・アウトランダー
PHEV・SUVの先駆けがアウトランダー。2021年登場の現行は新世代のプラットフォームとパワートレインを採用し、全方位において大幅に進化。国内仕様はPHEVのみとなった。
ボリューム感満点のボディは先代よりもややサイズアップしたが、その数値以上の大きさを感じる。インテリアの仕立ても質感が大幅にアップし、先代ではガソリン車にしか設定のなかった3列7人乗りも用意された。
目玉のパワートレインは従来のツインモーター4WDをベースに大きく手を加えたものだが、前後モーターと駆動用バッテリーの出力を40%アップさせることで、滑らかで力強く気持ちの良い走りを実現。
さらに、アクセルを強く踏み込んだ場合でも極力エンジンを始動させず、EV走行を持続することが可能になった。
4WDシステムは、車両統合制御システム「S-AWC」の後輪側にもブレーキAYC(アクティブ・ヨー・コントロール)機能を追加。これにより、全タイヤの能力をバランス良く最大限に引き出すことができ、思い通りのハンドリングや高い操縦安定性を手に入れたのである。
2024年には大幅改良を実施。容量を拡大したリチウムイオンバッテリーを採用することでEV走行換算距離が約20km延びて100km超に。システム最高出力も約20%アップして加速性能も向上した。
ただし車重(2070〜2180kg)も影響してか、燃費は17.2km/L(Mは17.6km/L)とライバルたちを下回る。
とはいえ、ランエボ譲りのS-AWCや7つのドライブモードなど魅力は盛りだくさん。(529.43万円〜671.66万円)
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