2017年4月の車種別販売台数が5月9日に発表。登録車と軽自動車のベスト10と、そのポイントを解説。
文:編集部/写真:shatterstock.com、池之平昌信、平野学、TOYOTA、NISSAN、HONDA
C-HRが首位奪取! 軽はN-BOXが首位堅持 4月のトップ10は?
■2017年4月 販売台数トップ10〈登録車〉
順位 | 車名 | 台数 |
1位 | トヨタ C-HR | 1万3168台 |
2位 | トヨタ プリウス | 9920台 |
3位 | 日産 ノート | 9263台 |
4位 | ホンダ フリード | 9111台 |
5位 | トヨタ アクア | 7762台 |
6位 | トヨタ ヴィッツ | 7078台 |
7位 | ホンダ フィット | 6399台 |
8位 | トヨタ ルーミー | 5862台 |
9位 | トヨタ シエンタ | 5821台 |
10位 | トヨタ カローラ | 5287台 |
■2017年4月 販売台数トップ10〈軽自動車〉
順位 | 車名 | 台数 |
1位 | ホンダ N-BOX | 1万2265台 |
2位 | ダイハツ ムーヴ | 1万2004台 |
3位 | ダイハツ タント | 1万1926台 |
4位 | スズキ ワゴンR | 9654台 |
5位 | 日産デイズ | 9193台 |
6位 | スズキ スペーシア | 7457台 |
7位 | スズキ アルト | 7076台 |
8位 | スズキ ハスラー | 5405台 |
9位 | ホンダ N-WGN | 5016台 |
10位 | ダイハツ ミラ | 4047台 |
■今月の動き
今月のトピックは、C-HRがランキング首位に浮上したこと。3月の4位から一気に首位を奪還した。いっぽうe-POWERの好調も手伝って1月、3月とトップを獲得したノートは、4位に順位を下げている。
また、軽自動車ではN-BOXが14カ月連続でランキング首位を堅持している。
遠藤徹のトップ10モデル analysis—分析—
1位 C-HR
大人気で納期はすでに4〜5カ月待ち。バックオーダーが溜まっている影響で、3月登録に間に合わなかったぶんが、今月に反映され首位奪取となった。
2位 プリウス
人気は一段落した印象。PHVは2017年2月に発売されたが、思ったより販売が伸びておらず、先代ベースのプリウスαが販売台数を落としていることもあり、首位奪還はならなかった。
3位 ノート
日産車全体に言えることだが、3月に販売が頑張った影響で、今月は反動が出ている印象。同じく日産のセレナ(=3月、6位)もトップ10圏外に落ちている。
4位 フリード
6月28日のマイナーチェンジを控え、現在は在庫セールに入っている。値引き拡大も手伝って、3月の4位から順位アップとなったが、5〜6月は厳しいか。
5位 アクア
6月にマイナーチェンジを行うため、在庫の調整に入ったことからランキングダウン。6月以降はマイナーチェンジ効果で販売台数増加するだろう。
6位 ヴィッツ
3月の8位から順位アップ。2017年1月に追加されたハイブリッドが健闘し、販売台数に貢献している。
7位 フィット
3月の9位から2つランクアップ。3月登録に間に合わなかったぶんが登録されたことと、販売促進のキャンペーンが順位アップに結びついた。
8位 ルーミー
納車まで3〜4カ月待ちと、現在フルに生産を行っても受注に追いつかないほど。バックオーダーを多く抱えるため、3月は15位だったが、今月は見事トップ10入りと人気が高い。
9位 シエンタ
2015年7月の登場から1年半以上経過し、販売台数は落ち着いてきた印象。ランキングも3月の7位から2ランクダウンとなった。
10位 カローラ
決算月の3月に売り残したぶんが今月トップ10入りの要因のひとつ。カローラ店のメイン車種だけあって、堅調な売れゆきだ。
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