3列SUV化も!? 燃費30km/L超え!? 次期ライズは「安さ死守」でいつ出る? 期待のフルモデルチェンジ予想

3列SUV化も!? 燃費30km/L超え!? 次期ライズは「安さ死守」でいつ出る? 期待のフルモデルチェンジ予想

 2019年の登場以来、コンパクトSUV市場で高い人気を維持しているトヨタ「ライズ」。SUVらしいタフなデザインを備えながら、5ナンバー枠に収まる絶妙なサイズ感が支持され、デビュー翌年の2020年には国内登録車販売台数で第2位(12万6038台)を記録。コンパクトSUV市場を牽引する大ヒットモデルとなりました。

 しかし、登場からまもなく7年。そろそろ次期型の足音が気になるタイミングです。もしフルモデルチェンジが行われるならば、ライズはどのような進化を遂げるのでしょうか。3列シート化やパワートレインの刷新など、次期ライズ像を期待を込めて考えてみます。

文:吉川賢一/写真:TOYOTA

【画像ギャラリー】ヤリス、カローラ、シエンタに続く人気!! 登場から7年が経過したいまも高い人気を誇るトヨタ「ライズ」(20枚)画像ギャラリー

コンパクトSUV市場で成功したライズの実力

 2019年11月に登場したトヨタ「ライズ」は、SUVらしい力強いルックスと17インチの大径タイヤを備えながら、全長3995mm×全幅1695mmという、日本の街中で扱いやすい「5ナンバーサイズ」を死守した絶妙な一台です。キビキビした走りも相まって、ライズは市場に熱狂的に受け入れられ、発売翌年の2020年には国内登録車販売ランキングで堂々の第2位(12万6038台)を記録。瞬く間にコンパクトSUV市場を席巻する大ヒット作となりました。

 2021年には、発電専用エンジンと駆動用モーターを組み合わせたシリーズ式ハイブリッドの「e-SMART(イースマート)」搭載モデルを追加。WLTCモード燃費で28.0km/Lという優れた経済性も手に入れました。

 価格設定も大きな魅力です。ガソリンモデルはなんと税込180万700円から、ハイブリッドモデルであっても税込226万3800円から購入が可能。価格が上昇している昨今のクルマ市場において、極めて高い競争力を誇ります。

トヨタ「ライズ」。扱いやすいサイズと価格で人気を集めた
トヨタ「ライズ」。扱いやすいサイズと価格で人気を集めた

3列シート車追加でさらに便利になる!??

 そんなライズですが、次期型では「もう少したくさん荷物を積みたい」といったニーズに応えるため、3列シートモデルが追加されるのではと筆者は考えています。トヨタは東南アジアで「ヴェロッツ(VELOZ)」という、ライズによく似た顔の小型3列シートSUVを展開しており、ヴェロッツ同様に、次期ライズも、ホイールベースを延長し、リアオーバーハングを伸ばした専用ボディを(2列シートの標準車とは別に)設定するという可能性です。

 車幅の制約があるため、3列目は小ぶりな折り畳み式シートとなるでしょうが、普段はラゲッジとして使い、必要なときだけ3列目を展開する「シエンタ」と同じ考え方です。実現すれば、コンパクトSUVとしてはかなりユニークな存在になるのではないでしょうか。

主に東南アジア市場で販売されている3列シートMPVの「VELOZ(ヴェロッツ)」
主に東南アジア市場で販売されている3列シートMPVの「VELOZ(ヴェロッツ)」
VELOZのボディサイズは、全長4475mm×1750 mm×1700mmと、ライズよりも480mm長く、ホイールベースも225mmほど延長されている
VELOZのボディサイズは、全長4475mm×1750 mm×1700mmと、ライズよりも480mm長く、ホイールベースも225mmほど延長されている
シートは2–3–2のレイアウト。3列目に座ってみたが足元はかなり狭い。なお3列目シートはフロア下へ畳み込むことが可能だ
シートは2–3–2のレイアウト。3列目に座ってみたが足元はかなり狭い。なお3列目シートはフロア下へ畳み込むことが可能だ

改良型の新「e-SMART」で燃費30km/Lもあり得る!!

 パワートレインは、現行のガソリンエンジンと、シリーズ式ハイブリッド「e-SMART」をベースとした構成が継続されると考えられます。ただ、販売の約7割を占めるというハイブリッドはシステムに改良が加えられるでしょう。モーター効率や制御の進化によって燃費は30km/Lの大台に到達する可能性もあります。このe-SMARTの改良が次期ライズでの進化の主戦場になると思われます。

 エクステリアは、定評のあるタフなイメージを継承しつつ、「ランドクルーザー250」や新型「RAV4」といった最新のトヨタSUVの流れを汲む、ワイド感を強調したフロントフェイスへと正常進化すると予想されます。インテリアも、デジタルメーターや大型センターディスプレイの採用によって、コンパクトSUVながら先進性と質感を高めてくると考えらえます。

 一方で、BEV(電気自動車)やPHEVの設定については、見送られると予想しています。ライズの生命線である「200万円台前半」という価格帯を守るためには、高価なバッテリーを積む高度な電動化は見送られ、あくまで「手の届くハイブリッド」が主軸となるはずです。

次期ライズのデザインは、最新のトヨタSUVに共通するワイド感を強調したフロントフェイスになる?
次期ライズのデザインは、最新のトヨタSUVに共通するワイド感を強調したフロントフェイスになる?
新型RAV4のインテリア。次期ライズも、デジタルメーターや大型センターディスプレイの採用で、先進性と質感を高めたコックピットになる見込み
新型RAV4のインテリア。次期ライズも、デジタルメーターや大型センターディスプレイの採用で、先進性と質感を高めたコックピットになる見込み

次ページは : 次期型も「日本のためのクロスオーバー」という軸はぶれないはず!!

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